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積み木は知育に効果あり?知育玩具としての積み木のメリットや選び方を紹介
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子育て情報 POSTED / 2023.02.06

積み木は知育に効果あり?知育玩具としての積み木のメリットや選び方を紹介

きっとこの記事を読んでくださっている方の中には、小さい頃に積み木で遊んだ楽しい記憶がよみがえるという方も少なくないはず。それほど小さい頃からいくつになっても遊べる積み木は、いつまでも記憶に残る大切な思い出となります。
近年は知育玩具としても注目されていますが、積み木が知育におすすめということは聞いたことがあっても、またなんとなくいいのかも?と思っていても、効果や選び方について詳しく知らないというママ・パパも多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、積み木の知育効果や積み木を選ぶときのポイントについて解説していきます。

 

– 積み木の知育効果(メリット) –

 

【結論】積み木は知育に効果あり!

●手先をうまく使えるようになる
●集中力が身につく
●発想力や創造力が向上する
●空間認識能力が養われる
●問題解決能力を高める効果がある

 

– 積み木の選び方 –

 

●年齢から選ぶ
●素材から選ぶ
●色・形・サイズから選ぶ
●安全面から選ぶ
●セット内容や遊び方で選ぶ

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積み木の知育効果(メリット)は?

積み木はシンプルな構造である分、小さな子どもでも掴んだり、積んだり、崩したりと自由に遊べる万能さが魅力です。
まずここでは、積み木がもたらす知育効果(メリット)についてご紹介していきます。

 

手先をうまく使えるようになる

積み木による知育効果の一つとして「手先をうまく使えるようになる=巧緻性の向上」が挙げられます。積み木と一口に言ってもさまざまな種類がありますが、どの積み木にも共通するのが「指先(手先)を使う」ということ。
例えば、ブロックの形に合わせて向きを変えたり、並べたり、崩れないように絶妙な力加減で位置を調整したり、高く積み上げたりと、様々な繊細な作業が詰まった積み木は、指先のトレーニングとしてとても効果的です。このように、第2の脳とも呼ばれる「手」を使った遊びは、脳を刺激し、結果的に手先をうまく扱う能力の向上につながります。
また、手先が器用になることで、手を使った作業への苦手意識払拭に効果的であるうえ、それが子どもの自己肯定感を高めることにもつながるとされています。

 

集中力が身につく

積み木での遊びを通して「集中力」の向上にも期待できます。積み木は、バランスを取りながら1つ1つ置く場所を考えなければなりませんし、より高く積み重ねていくためにはかなりの集中力が必要です。そうした作業により自然と集中力が養われます。大きな作品や自分が頭でイメージした作品を実現させるため、どんどん夢中になるうちに、より集中力の向上が期待できます。
さらに、積む瞬間には毎回意識を集中させ、力加減も考えながら積んでいく作業はとても繊細なもの。完成形が複雑なものほど、思わぬところで失敗することもあるかもしれません。しかし、その分完成できたときの達成感ややり抜く力などの心の強さも高められるでしょう。

 

発想力や創造力が向上する

積み木で何を作るかをイメージしながら遊ぶことで、発想力や創造力が身に付きます。積み木はシンプルな分、子どもの発想次第で様々な遊び方ができます。また、積み木の1つ1つのブロックは四角や三角といったシンプルな形状であるがゆえ、子どもによって動物や乗り物などさまざまなものに見立てやすく、発想・創造しやすいという特徴があります。
“こう置いたらどうなるのだろう?”と「発想力」や「想像力」をフル稼働しながら遊んでいくうちに自然と能力が高まるだけでなく、何もないところから自分で考えて作品を作り出すという「創造力」も育むことができます。ゼロから組み立てて作りたいものを形にして表現することを繰り返すうちに、創造力がどんどん伸びていくでしょう。

 

空間認識能力が養われる

おもちゃの定番である積み木は、物体の位置や大きさを把握する能力である「空間認識能力」の向上に非常に有効です。作りたい形にするにはどの形の積み木を選べばいいのか、どう積み上げればいいのかを考えながら、実際に積み木を重ねたり並べたりすることで、積み木の大きさや高さ、形・向き・奥行をはじめ立体や空間的な構造を理解でき、自然と空間認識能力が養われます。
また、立体を作る過程で、正面からは見えない部分にも積み木があることを理解し、その見えない部分を推測することで、想像力や空間認識能力を鍛えられるのです。
空間認識能力を子どもの頃に高めておくことで、理数系科目やスポーツが得意な子に育つとも言われていたり、方向音痴になりにくい、自動車の運転に困らないなど、大人になったときにも役立ちます。

 

問題解決能力を高める効果がある

積み木は「問題解決能力」を高める効果もあるとされています。海外の研究において、自由時間に積み木で遊んでいた子どもは、そのほかの子どもに比べて問題解決能力が高いことが分かっています。
このように、積み木遊びが子どもの問題解決能力の向上に役立つことが、統計的に証明されているのです。
参考URL:https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_10904680_po_ART0003298026.pdf?contentNo=1&alternativeNo=

 

積み木で知育することのデメリットは?

上記でご紹介してきた通り、積み木にはたくさんの嬉しいメリットがあります。いいところばかりの積み木ですが、以下のようなデメリット(積み木遊びを取り入れる際の注意ポイント)もあります。

 

こまめな手入れが必要

特に小さい子どもは、気になったものは何でも舐めたり口に入れたりして確かめる傾向があります。そのため、子どもが積み木を舐めたり噛んだりしても安全なように、こまめに拭くなど手入れが大切です。
のちほど紹介しますが、お手入れの観点からも、例えばさっと水洗いができるプラスチックが混ぜ込まれたものやアルコール消毒ができるものなど、「素材」に着目して選ぶのもよいかもしれません。

 

怪我の危険性がある

積み木は小さいため子どもも投げやすい傾向があります。小さいとはいえ木製のものならある程度の重量がありますから、他の子どもに向けて投げてしまうと怪我をする恐れもあります。もちろん、自分の足に落として痛い思いをする可能性もあります。何でも投げやすい子どもは特に安心・安全への配慮が必要です。

 

値段が高い

ブロックの点数や素材などによって値段は異なりますが、積み木の種類によっては、他のおもちゃと比べて値段が高い場合があります。

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積み木の選び方

さまざまなメリットをもたらす積み木ですが、なにより子どもに合った積み木を選んであげることが大切です。そこでここからは、積み木の選び方・選ぶ際のポイントについて解説していきます。
購入時に以下のポイントを意識することで、子どもの食いつきも違ってくるかもしれません!

 

年齢から選ぶ

0~1歳

0~1歳は、一般的に想像される本来の積み木の遊び方ではなく、掴む・舐める・振る・ぶつけて音を出すなど単純な動きで遊ぶことが多いです。そのため、子どもが口に入れたりしてもいいように、安全面重視で選ぶことがポイント。五感をフルに使って遊んでいる時期なので、知育にこだわりすぎず、積み木やおもちゃが楽しいものだと興味を持ってもらいやすそうなものを選びましょう。

 

1~2歳

1~2歳頃になると、手先が器用になるため色んな形やサイズの積み木に挑戦することができるでしょう。また、遊び方も、積み木を並べたり、積んだり、崩したり、自分でイメージしたものを作ったり、見立てて遊んだりと、積み木を使った遊び方の幅もグンと広がります。
こうした広がりが見えたら、積み上げに必要な形のブロックが入ったセットを選んだり、数を増やしてあげたりと、いろんな形に触れさせましょう。

 

3歳以上

3歳以上では、より高度な積み木遊びができるようになります。例えば、積み木で家を作っておままごとをしてみたり、積み木を並べてレールに見立てておもちゃの電車を走らせたりと、子ども自身が自由に発想し形にしていくことで長く楽しむことができるでしょう。「もっと作りたい」「これを作りたい」という気持ちを満たしてあげるのに十分な量・種類(形)の積み木を用意してあげましょう。

 

素材から選ぶ

積み木は昔も今も「木製」のものが多いのですが、最近ではいろいろな素材の積み木があるため、それぞれの特徴を理解し、子どもに合ったものを選ぶことが大切です。
例えば、以下のようなものが挙げられます。

口に入れても安心なお米でできた「米粉製」の積み木

投げたり身体に当たったりしても、怪我や物を壊す恐れがない「コルク製」の積み木

スポンジのような手触りで丈夫でちぎれにくい、かつ簡単に洗うことができお手入れしやすい「EVA素材(合成樹脂)」や「ゴム製」の積み木

ソフトな手触りで怪我の心配もなく、手洗いで清潔に保てる「布製」の積み木 など

例えば、小さい頃は舐めて遊ぶことも多いため、舐めても安心なお米の積み木を、物をよく投げるという場合には素材が柔らかい木製以外のものを選ぶなど、素材の特徴を理解して適切な物を選びましょう。
素材によってブロック1つひとつの重さや手触り、音、形などが様々ですから、子どもの年齢や個性、住環境に合った素材の積み木を選ぶというのが一番のポイントです。

 

色・形・サイズから選ぶ

積み木セットの基本となる寸法を「基尺」と言い(その積み木セットの中で一番小さな立方体の一辺の長さを指します。)、年齢によって適した基尺は異なります。3.3cm、4cm、5cmなどさまざまな基尺の積み木が販売されていますが、目安となるのは以下の通りです。

2歳まで:大きくて握りやすく、誤飲の可能性が低い「4cm以上」の大きめの基尺

3歳以上:基尺「3.3cm以下」で小さくて精度の高いもの

積み木の「精度」が悪いと、積んでいくうちにズレが生じ、次第に傾いてきてしまうことがあります。そのため年齢が上がれば、木製の「精度が高く・小さめの基尺」の積み木を選ぶとよいでしょう。
また、積み木には、カラフルに塗装された色付きのもの、木の風合いを感じられる白木、そのほか絵や文字、数字などがデザインされているものなど様々な種類があります。低年齢の子には興味を惹く色付きを、一方年齢が上がれば「白木」がおすすめです。色に左右されず思い思いに自由な作品作りが可能です。
さらに、「形のバリエーション」もチェックしましょう。オーソドックスな四角や三角のほか、最近では複雑な多面体やアニマル型を基調にした積み木もあります。複雑な形はもちろん、大きな作品を作るにはシンプルな立方体や直方体がたくさん入っているものがおすすめです。

 

安全面から選ぶ

やはり子どもが遊ぶおもちゃは、安全性が何より大切です。特に月齢・年齢が小さいほど安全面には重きを置くべきです。その点、「面取り加工」が施されている製品がおすすめ。面取りされているものは通常尖った角が削られ丸くなっているので、怪我のリスクを最小限に抑えることができます。
ただ、面取りされているものは角が削られ丸くなっている分、積み重ねたときに隙間ができたり、つなぎ目が目立ってしまったりすることもあります。そのため、年齢が上がれば面取りされていないものに買い換える、といった対応が必要となる場合があることは理解しておかなければなりません。
また、安全性や有害物質の有無などの検査に合格したおもちゃには、「日本玩具協会」が定めた安全な玩具の証である「STマーク」がついています。STマークがパッケージに記載されているものは一定の安全性が認められているため、購入の際にはこのSTマークがついているかを確認すると安心です。

 

セット内容や遊び方で選ぶ

積み木遊びの基本は、積み上げたり・並べたり・イメージしたものを作ったりすることです。しかし、積み木の数や種類(形)が少なすぎると遊びに限界がきて楽しめなくなり、飽きてします可能性もあります。反対に言えば、積み木の数や種類が豊富なものなら長く遊べるということです。
もちろん、年齢に合わせて最初は少なめのものでもよいでしょう。子どもの年齢が上がるにつれて、また積み木遊びの反応や様子を見ながら買い足していくというのもひとつの方法です。基尺が揃っている積み木はぴったり合うようになっているので、買い足す際は基尺をチェックしてくださいね。
また、最近では、型にはめてパズルが楽しめたり、レールパーツや積み木で作ったコースにビー玉を転がすことができたりと、積み木以外の要素が含まれた積み木もあり、大人も一緒に楽しむことができます。子どもと一緒にチャレンジすることで、親子の大切なコミュニケーションを育むこともできるでしょう。

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適切に積み木を選んで知育しよう

積み木は、たくさんの知育効果や子どもの心身の発達をサポートでき、遊び方と同様に無限の可能性を秘めています。ぜひ本記事で紹介したポイントを参考に積み木を選んでいただき、子どもの成長を見守ってあげましょう。
また、知育のための積み木をお探しであれば、おもちゃのサブスクサービスも選択肢の一つとして検討するのもおすすめです。子どもの発達段階や個性に合ったピッタリの積み木をはじめ、さまざまな種類の知育玩具に触れることができます。
もし、おもちゃのサブスクをご検討の際は、当社の「And TOYBOX」もぜひご検討ください。サービスのご利用にあたり疑問点やご不明な点がありましたら、ホームページ上の「LINEでお問い合わせ」よりお気軽にお問い合わせください。

この記事の監修者

And TOYBOX おもちゃコラム 編集部 岩瀬裕紀

おもちゃレンタルサービスAnd TOYBOXを運営する株式会社みのり代表取締役。2017年に当サービスを立ち上げる。そのほかに雑貨やインテリアのオンラインショップAnd MONOと保険調剤薬局を運営する。

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