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積み木の遊び方は無限!年齢別の遊び方や育つ能力・選び方のポイント
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子育て情報 POSTED / 2022.04.19

積み木の遊び方は無限!年齢別の遊び方や育つ能力・選び方のポイント

子どもの頃、積み木で遊んだ記憶は大人になっても案外覚えているもの。それだけ楽しい思い出である分、自分の子どもにも楽しんでもらいたい!と思うのはごく自然なことです。
しかし、現在は積み木の種類もとても多く、子どもにとってどんなものがいいのか分かりにくいうえ、年齢に関係なく同じものをずっと使うことが子どもの成長にどういいのか、積み木を取り入れるべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、年齢別の遊び方のイメージや、積み木が育てる能力、積み木の遊び方をまとめてご紹介していきます。

 

– 年齢別の積み木の遊び方 –

 

●5歳~…遊園地や家などイメージの規模が大きくなり、たくさんの量を使ってダイナミックかつ細かいパーツを使った繊細な表現ができる
●4~5歳…「積む」+「見立ての世界」。置き方や向きによって車や家などをイメージしながら創造していく
●3~4歳…ひらがなや数字が書いてある積み木であれば、遊びながら知識をつけることもできる
●1~2歳…積み木を崩すことから始まる場合が多く、その後ピース積んでみたり、並べてみたりと遊びが発展
●0~1歳…つかむ、なめる、積み木同士を叩いて音を出すといった動作を通して、五感をフルに使って遊ぶ

 

– 積み木選びのポイント3つ –

 

●素材・重さ
●大きさ・精度
●色・形のバリエーション

 

▼この記事でわかること

 

●積み木は0歳~大人まで無限の遊び方ができる万能アイテム!
●年齢別で積み木の遊び方が異なる傾向あり
●積み木でさまざまな能力が育つ!(➀手先の器用さ②空間認識能力③集中力④想像力・創造力⑤自己肯定感・コミュニケーション力)
●積み木選びでは3つのポイントを押さえましょう!(➀素材・重さ②大きさ・精度③色・形のバリエーション)

 

積み木選びの参考にぜひご覧ください。
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積み木は0歳から大人まで無限の遊び方がある

積み木にはいろいろな楽しみ方があり、その遊び方は無限!「いつから遊べるか」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、積み木は0歳から遊べるおもちゃです。ブロックを掴んだり舐めたりと、0歳なりの遊び方で楽しむことができます。
反対に「いつまで遊べるか」という点も気にする必要はなく、いくつになっても楽しめるのが積み木の魅力でもあります。子どもが楽しく遊んでいる間は何歳まで取り入れてもよいもので、早すぎることも遅すぎることもありません。遊び方も年齢も人それぞれいろんなカタチで楽しめます。




年齢別積み木の遊び方のイメージ

以下では、それぞれの成長段階において、「年齢別の遊び方のイメージ」をまとめていきます。しかし、ご紹介する遊び方のイメージはあくまで目安なので、こだわる必要はありません。
紹介する以外の遊び方で自ら考えて遊ぶことこそ、おもちゃの素晴らしい役割。また、それこそが子どもの創造性でもあり、遊びを通して「学ぶ」ことにつながります。年齢別で詳しくご紹介していくので、ご自身のお子様と照らし合わせながら、また成長をイメージしながらチェックしてみてください。


遊び方のイメージ➀5歳~

5歳頃からは、これまでの経験で吸収した情報を結びつけながら、遊びの世界を広げていく時期で、圧倒的な「創造力」を発揮する時期でもあります。自然に触れ、家族や友達との関わりも増え、いろんな経験を通して子どもの感性が磨かれていく分、それが積み木では作品として表現されます。
積み木は正解がありませんから、大人は「見守る」という姿勢がとても大切です。子どもがイメージしたものも、完成した作品も、それまでのやり方・考え方も、子どもを否定することなく受け止めてあげてください。
また、遊園地や家を作るなど、イメージの規模も大きくなり、たくさんの量を使ってダイナミックかつ細かいパーツを使った繊細な表現もできるようになります。そのため、円柱や球体など、ブロックのバリエーションを増やしたり、複雑なものを作れる小さめのブロックを多めに準備したりと、最適な【量(多め)・形(基尺約3.5〜4cmの小さめ)】の積み木を選んであげましょう。


遊び方のイメージ②4~5歳

体の発達だけでなく情緒的な面でも大きく成長する4〜5歳の時期は、できることも増えて自信がつくことでいろんなことに興味を示し、自ら目的を持って行動するようになります。また、手先が器用になり、高く積む、バランスを工夫して積む、上手に積む力も高まっていくため、自分の考えたルールで想像しながらいろんな創作をしていきます。
また、「積む」という遊びに加えて、「見立ての世界」が広がっていくのもこの時期。置き方や向きによって、たとえば車や家などをイメージするようになってきます。そうして子どもがつくった世界観を大人が共感してあげると子どもも自信がつくでしょう。さらに、普段遊んでいるミニカーや人形などを積み木に加えてあげると、より空想の世界が広がり創造力が育っていきます。
この頃になると、4cm以下の基尺のものをたくさん選んであげて作れる世界を広げてあげましょう。


遊び方のイメージ③3~4歳

3~4歳は他児との関わりが増えたり、イメージを持ってごっこ遊びを楽しんだり、友だちと遊ぶのが上手になったりと、遊び方やコミュニケーションの面でも著しい成長が見られます。
一方、自分でできることがどんどん増えていくことで、大人の手助けを拒むような意識が芽生えている子もいます。そのため大人は、子どもが作るイメージを否定したり、不必要に手伝ったりすることのないよう、基本的には「見守る」という姿勢で、子どもの可能性も遊びの幅も広がるような関わり方を意識しましょう。
なお、自分でできることが増えますが、まだまだ子ども。誤飲の危険性もありますから、口に入れにくい4cmほどの大きさの積み木が安心です。また、ひらがなや数字が書いてある積み木であれば遊びながら知識をつけることもできるのでおすすめです。


遊び方のイメージ④1~2歳

特に幼い時期は、積み木を崩すことから始まる場合が多いです。「崩す」=「破壊」ではなく、崩す体験や見たり触ったり、なめてみたりすることで、五感を総動員して積み木を知っていく作業でもあります。
また、そこからピース積んでみたり、並べてみたりと遊びが発展していくので、「積み木遊びの土台」になる“崩す”という行為を「せっかく積んだのに何してるの!」と怒らず見守ってあげましょう。そして、親御様やきょうだい、お友達の模倣をするようになってくる時期でもあるため、はじめは大人も一緒に遊びながら積み木を楽しむのもいいかもしれません。
おすすめなのは、4~5cmの大きい基尺のもの。積み木から音が出たり、絵柄が付いていたりすると、より興味を持って遊んでくれるでしょう。


遊び方のイメージ⑤0~1歳

0歳は、積んで遊ぶという本来の積み木の遊び方より、何でも舐めたり触ったりすることからスタートします。つかむ、なめる、積み木同士を叩いて音を出すといった動作を通して、五感をフルに使って遊んでいる時期なので、知育にこだわりすぎず興味を持ってもらいやすそうなものを選ぶのがおすすめです。
また、積んだ積み木を壊すということもしばしば。積み木が崩れて違う形になったり、音を立てて崩れたりするのを見るのはとても刺激的なものです。少しずつ「自分でやりたい!」という気持ちが大きくなってくるため、子どもがうまく積み木を積めなくても、大人は必要なとき以外は見守り、自分で考えて失敗を繰り返すことを学ばせてあげましょう。
おすすめの積み木は基尺が4~5cmほどの、誤飲の心配がない大きいものが安心です。さらに、赤ちゃんもよく見えるカラフルなものなどは興味を引きやすいですが、色が付いているものを選ぶ場合は、口に入れても安全なもので作られているのか必ずチェックしましょう。


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積み木はいろいろな能力を育てる

積み木は年齢を問わず子どもから大人まで楽しめる遊びですが、特に幼児期には、「積み木」という遊びを通して様々な能力を育てることができます。

手先の器用さ

空間認識能力

集中力

想像力・創造力

自己肯定感・コミュニケーション力

それでは、上記の5つの項目についてより具体的に見ていきましょう。


積み木が育てる能力➀手先の器用さ

積み木が育てる能力の一つとして「手先の器用さ」が挙げられます。積み木にはいろんな種類がありますが、どの積み木にも共通するのが「指先(手先)を使う」ということ。ブロックの形に合わせて向きを変えたり、並べたり、崩れないように絶妙な力加減で位置を調整したり、高く積み上げたりと、様々な繊細な作業が詰まった積み木は、指先のトレーニングとしてとても効果的です。 また、「手」は第2の脳とも言われているため、子どもの頃から指先をよく使うことは脳の発達につながり、結果的に指先の器用さだけでなく考える力や集中力、バランス感覚など様々な能力を相乗的に向上させることに期待できます。こうして、とても細かな作業が要求される積み木で繰り返し遊ぶことで、手先の器用さを高めていきます。


積み木が育てる能力②空間認識能力

「空間認知能力」とは、それぞれの物体がある場所・向き・大きさ・姿勢・形・速さ・物体同士の位置関係などを素早く正確に把握する力のことを指します。紙に絵を描くような遊びとは異なり、積み木を積んだり並べたりするうちに、積み木の大きさや高さ、形・向きをはじめ立体や空間的な構造を理解していき、自然と「空間認識能力」が養われます。
空間認識力が高いと、学校教育でつまずきやすい「空間図形」なども得意で、理数系科目に強い子に育つとも言われています。さらに、スポーツや車の運転など大人になってからも必要とされる力なので、幼少期から「空間認識能力」を高めておくメリットは大きいと言えるでしょう。


積み木が育てる能力③集中力

積み木遊びを通して「集中力」の向上に期待できます。積み木は、重心がずれないようにバランスを取りながら積み上げていく必要があります。それが、大がかりな作品になればなるほど、最後まで崩さず作り上げるのにはかなりの集中力が必要です。
重心のバランスを考えながら、さらには積む瞬間に意識を集中させ、力加減も考えながら遊ぶという作業はとても繊細で、先ほどご紹介した手先の器用さに加え、バランス感覚、集中力も自然と高まっていきます。また、失敗してもトライアンドエラーを繰り返すことで、できたときの達成感も感じられ、どんどんチャレンジしていく強い気持ちも育ちます。
高く積み上げたり、大きな作品を作ったり、積み木に夢中になって取り組むことで、相乗的に「手先の器用さ」「集中力」「粘り強さ」といった能力を高められるでしょう。


積み木が育てる能力④想像力・創造力

積み木は四角や三角といったシンプルな形のブロックがゆえに、想像を無限に膨らませられる遊びです。ブロックを他のものに見立てて遊ぶ、“こう置いたらどうなるのだろう?”と「想像力」をフル稼働する遊びでもあります。積み木で遊んでいくうちに自然と想像力が養われるだけでなく、何もないところから自分で考えて作品を作り出すという「創造力」も育むことができます。
ブロックを複数使って何かの形をかたどって積んだり並べたりすることや、ごっこ遊びをすることで「創造力」が育まれ、バラバラの積み木を組み立てて作りたいものを形にして表現うちに、創造力もどんどん伸びていくでしょう。


積み木が育てる能力⑤自己肯定感・コミュニケーション力

積み木はいろんな遊び方がありますが、遊び方の正解はありません。小さい頃には掴むだけ、並べるだけでも成功。その成功体験を経て、年齢を重ねてたくさんの試行錯誤をしていくうちに、自分のイメージ通りの作品が完成した瞬間は大きな達成感・自信を得られるでしょう。こうして達成感に満ちた喜びの体験を積み重ねること、加えてその体験を「できたね!」「すごいね!」と親御様に褒めてもらうことを通して「自己肯定感」が高まっていきます。
また、きょうだいやお友だちと一緒に遊べば、ひとつの作品を協力して作り上げたり、欲しいパーツの貸し借りや譲り合いで声を掛け合ったりと、他者との関わりで協力しあう「コミュニケーション力」も育まれます。


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積み木選びのポイント

年齢ごとの積み木遊びのイメージがついたところで、実際にどういった積み木を選べばよいのか。積み木選びのポイントについてまとめてご紹介していきます。

素材・重さ

大きさ・精度

色・形のバリエーション

子どもの発達に応じて、適した積み木も変化していきますし、その時期に最適なおもちゃを選んであげることで子どもの発達のサポートにもなります。購入する場合は、「いつまで使うつもりか」もある程度イメージしながら選ぶとよいでしょう。以下では、先に挙げた3つのポイントについて、1つずつ具体的に説明していきます。


ポイント➀素材・重さ

積み木は昔も今でも「木製」のものが多いのですが、近年ではそのほかの素材で作られた積み木も多く存在します。例えば、投げても怪我や物を壊す恐れがなく、手洗いもできる「布製」、崩したときの音や床の傷が気にならず扱いやすい「コルク製」、スポンジのような手触りで丈夫でちぎれにくい「EVA素材(合成樹脂)」などが挙げられます。
あくまで目安ですが、0〜1歳頃や物をよく投げるという場合には、素材が柔らかい方が投げたときにも安心ですから木製以外がおすすめです。また、小さい頃は「舐める」ことも多いため、口に入れても安心なお米でできた積み木など、「安全性」の高さを重視しましょう。
素材によってブロック1ひとつの重さも異なりますし、手触りや音、形なども様々ですから、子どもの年齢や個性、住環境に合った素材の積み木を選ぶのが一番です。“はじめは布製などの安全素材から、のちのち木製に替える、レベルの高いものを買い足す”など、決して1つに限定せず、いろんなおもちゃと触れ合わせてあげるのがよいでしょう。


ポイント②大きさ・精度

子どもの積み木遊びの世界を広げるためにも、「積み木を大きさで選ぶ」ということも大切です。積み木で使われている寸法は「基尺(きじゃく)」と言い、その積み木セットの中で一番小さな立方体の一辺の長さを指します。3.3cm、4cm、5cmなどさまざまな基尺の積み木が販売されていますが目安は以下の通りです。

子どもが小さい場合(およそ0~3歳頃)
大きくて握りやすく、誤飲の可能性が低い大きめの基尺(4cm以上)が安心です

子どもが大きい場合(およそ4歳以上)
誤飲の危険が減り、作るものが大きく・高くなっていくため、基尺が4cm以下で小さく精度の高いものがたくさんあると楽しめます。なお、積み木の「精度」が悪いと、微妙にずれが生じ次第に傾いてきてしまうことがあります。そのため年齢が上がれば、ブナの木など木製の「精度が高く・小さめの基尺」の積み木を選んであげましょう。

 

ポイント③色・形のバリエーション

積み木には、カラフルに塗装された色付きのもの、木の風合いを感じられる白木、そのほか絵や文字、数字などがデザインされているものなど様々な種類があります。色付きであれば、低年齢の子どもの興味を引きやすいうえ、2〜3歳頃には、文字や数字が書かれた積み木を用意してあげると遊びを通して学ぶことができます。
一方、4〜5歳以降では、色がついていない「白木」がおすすめ。というのも、色に左右されない自由な作品作りができるメリットがあるからです。例えば、乗り物や動物などに見立てて遊ぶ際、カラフルな積み木であれば「使いたい色のパーツがない」「作りたいものと色が違う」という理由で諦めてしまうこともありますが、白木ならそういったリスクもありません。
必要な色が足りなくなる心配もなく、配色を頭の中でイメージングしながら、思い思いに好きなものを作られるため、大きな作品づくりに挑戦し始める4~5歳からは、カラフルなものよりもシンプルな「白木」を選ぶとよいでしょう。それと同時に、年齢があがるにつれて作るもの自体もスケールが大きくなり、その分「使う数」も増えますから、様子をみながら買い足してあげてください。
また、「形のバリエーション」もチェックしましょう!オーソドックスな四角や三角のほか、最近では複雑な多面体やアニマル型を基調にした積み木もあります。複雑な形、大きな作品を作るにはシンプルな立方体や直方体がたくさん入っているものがおすすめです。




年齢・個性に合わせて積み木遊びを楽しもう

単純そうに見える積み木ですが、子どもにとっては遊びが無限に広がり、遊びながらいろいろなことを学べるおもちゃです。そんな積み木は、0歳の小さな赤ちゃんはもちろん、幼児期や小学生~大人まで年齢問わず楽しめるアイテムでもあります。
そのため、購入する際は「子どもの年齢やいつまで使いたいかに合わせて」選ぶのがおすすめです。しかし、やはり一番はその時々の子どもの発達に合わせた積み木を選んであげるのがベスト!個性や発達段階に合わせた、子どもに最適な積み木で遊ばせてあげたいとお考えであれば、おもちゃの「サブスク」がおすすめですよ。
サブスクをご検討の際は、当社の「And TOYBOX」もぜひご検討ください。サービスのご利用にあたり疑問点やご不明な点がありましたら、ホームページ上の「LINEでお問い合わせ」よりお気軽にお問い合わせください。

この記事の監修者

And TOYBOX おもちゃコラム 編集部 岩瀬裕紀

おもちゃレンタルサービスAnd TOYBOXを運営する株式会社みのり代表取締役。2017年に当サービスを立ち上げる。そのほかに雑貨やインテリアのオンラインショップAnd MONOと保険調剤薬局を運営する。

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