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【2歳児】心と身体の発達段階の目安とおもちゃ+おすすめ遊び・イヤイヤ期の接し方
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子育て情報 POSTED / 2022.04.19

【2歳児】心と身体の発達段階の目安とおもちゃ+おすすめ遊び・イヤイヤ期の接し方

2歳はいろいろな能力が発達し、できることがすごいスピードで増えていく成長の時期です。発達の段階の目安がわかると、子育てにも役立ちますよね。
この記事では2歳児の発達の段階についてまとめます。発達を後押しする遊びとおもちゃや、「魔の2歳児」ともいわれるこの時期のイヤイヤ期についてもまとめます。2歳になるお子さんがいらっしゃる方はぜひお読みください。

 

▼【2歳児の心と体の発達】この記事でわかること

 

●言葉…2語文が話せるようになる、語彙も増えて話せる内容が増える
●自我…自分でやりたいという自発性が育ち、第一次反抗期やイヤイヤ期に突入
●身長・体重…男女ともに身長85cm強~90cm前後、体重11~13kgぐらい(個人差大きい)
●運動・手先の動き…身体のコントロール能力や手先の器用さアップ
●生活…トイレトレーニングの開始、自分で食事や着替えができるようになる
●人間関係・会話…同年代の友達と遊んだり関わりを持ったりすることを好むようになる
●2歳児におすすめの遊びは【室内遊び・おもちゃ遊び・創作系遊び】
●2歳児におすすめのおもちゃは、指先・全身・内面の成長や興味に合ったもの
●イヤイヤ期の子どもに接する基本方針は「子どもの気持ちを受け止める」こと



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2歳児の発達の目安まとめ

2歳児の発達の目安について、次の6つの面に分けて解説します。

言葉

自我

身長・体重

運動・手先の動きなど

生活

人間関係・会話


ただしまだ個人差も大きく、これからまとめるのはあくまで目安です。もしも目安より遅れていると感じても、あまり気にする必要はありません。とくに言葉や会話については、かなり差ができる時期です。
仮に目安より遅かったとしても、たいがいはどこかで追いつきます。わが子を思うからこその心配だとは心から理解できますが、結局杞憂に終わるのは先輩ママ・パパの多くが経験しているところでもあります。焦らずに見守りましょう。
それでは、1つずつ順に見ていきます。


2歳児の発達目安➀言葉

一般に、2歳は急速に言葉が使えるようになっていく時期です。ただし個人差もあるのは先にお話した通りです。具体的には主に次のような成長が見られます。

2語文が話せるようになる
例:「パン、たべる」

早い子は3語文も話せるようになる
例:「にゃんにゃん、こっち来た」

語彙も増えて(200~300語)、言える内容が増える

自分のしたいことも言えるようになってくる
例:「公園、いこう」

目に見えない抽象的なことばも理解できるようになる
例:「上」「下」などの対比、「昨日」「今日」「明日」など時間の概念


この時期は、間違いや発音などを正さないことが大事です。正すと話すのを嫌がるようになってしまうからです。


2歳児の発達目安②自我

2歳になると「自分でやりたい」という自発性が育ってきます。言葉の発達とも相まって、自分の気持ちを表現できるようになります。たとえば、「イヤ」「〇〇取って」などです。
また、「自分でやりたい」という気持ちが強くなって、第一次反抗期やイヤイヤ期に突入するのもこの時期です。「魔の2歳児」と言われるゆえんです。
うまくできなくても見守る・できたら褒めてあげることが自己肯定感を育てるうえで大切です。親からするとスムーズに物事を進めづらくなって大変な時期かもしれませんが、意識して気持ちにゆとりを持って接しましょう。


2歳児の発達目安③身長・体重

身長・体重の目安には、さまざまな統計があります。ここでは、厚生労働省 平成22年「乳幼児身体発育調査」の数値をご紹介します。

2歳(0~6ヶ月)の成長目安(男女別)
身長 体重
男子 81.1cm~92.5cm
(中央値:86.7cm)
10.06kg~14.55kg
(中央値:11.93kg)
女子 79.8cm~91.2cm
(中央値:85.3cm)
9.30kg~13.73kg
(中央値:11.29kg)

男の子・女の子とも、だいたい身長85cm強、体重11~12kgぐらいが中央値となっています。

2歳(6~12ヶ月)の成長目安(男女別)
身長 体重
男子 85.2cm~97.4cm
(中央値:91.1cm)
10.94kg~16.01kg
(中央値:12.99kg)
女子 84.1cm~96.3cm
(中央値:89.8cm)
10.18kg~15.23kg
(中央値:12.43kg)

男の子・女の子とも、身長90cm前後、体重12kg強から13kg程度が中央値です。

なお上記「乳幼児身体発育調査」は2022年3月時点で平成22年が最新のデータです。


2歳児の発達目安④運動・手先の動きなど

運動面や手先・指先のコントロール能力も発達してきます。筋力や運動神経が発達して、走ったり跳んだりとダイナミックな動きができるようになってきます。勢い余ったりしてケガするなんてことも。
階段の上り下りも足だけでできるようになってきます。
手先も器用になってきて、つまむ・つかむ・ひねるなどの動作ができるようになります。それにより、スプーンやフォークで食事したりクレヨンで線を引けたりするようになってきます。


2歳児の発達目安⑤生活

生活習慣においても成長が見られます。まず排尿についてですが、おしっこをまとめて出せるようになって回数が減ってきます。また尿意を意識できるようになってきます。これらの理由により、2歳はトイレトレーニングを始めることが多い時期です。
また手先が発達することで自力でできることが徐々に増えてきます。生活面で言うとスプーンやフォークを使って食事することや自力で着替えができるようになってきます。


2歳児の発達目安⑥人間関係・会話

人間関係にも変化が見られ、大人との関わりよりも、同年代の友達と遊んだり関わりを持ったりすることを好むようになってきます。
また好奇心が旺盛になり、いろいろ質問してくるようになります。時々はっとさせられることもあれば、何と説明したものか困ってしまうこともあるでしょう。
さらに自分のことを人に話すようになってきます。自分の好きなもの・自分がしたことなどの話です。親が話していないことをほかの人が知っていて驚いて尋ねると、子どもが自分で話していたなどということが起こるようになってきます。


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2歳児向けおすすめ遊びとは

次に、2歳児の発達に合わせた・発達を促す遊びを紹介します。大きく次の3種類に分けてまとめます。

室内遊び

おもちゃ遊び

創作系遊び

1種類ずつ見ていきましょう。


おすすめ遊び➀室内遊び3選

おすすめの室内遊びを3つご紹介します。

風船遊び

風船を投げたり蹴ったりして遊びます。風船ならどこかにぶつかったりしても壊れることもなく安心です。全身の運動神経の発達に役立ちます。キャッチボールのように交互に投げたり蹴ったりすれば、コミュニケーションや協同作業の練習にもなります。
自宅の室内で行うときは、細かいものを片づけたりテーブルを端に寄せたりしてまとまったスペースを作る方が安全です。

追いかけっこ

「捕まえちゃうぞ~」「まてまて~」などと言いながら子どもを追いかけます。捕まえたらくすぐったりハグしたりします。子どもは捕まった時のことを想像してきゃあきゃあ喜びながら逃げることでしょう。
体力のほか、捕まるときをイメージする力・自分以外の人との信頼関係や信頼感から来る安心感などを育てることができます。机や棚などの角がないところ、ストーブなどの火の気のないところで遊びましょう。

新聞紙ちぎり

新聞紙を好きなようにちぎって遊びます。上にぱっと投げたり吹雪のように降らせたりうちわで飛ばしたりと、さまざまなアレンジが可能です。できるだけ細かくちぎる・まんまるなど決めた形にちぎれるか競争するのも楽しいです。
ちぎること自体が純粋に楽しめます。そのほか風で飛ばせば風の向きと飛んでいく方向のイメージが、形を決めてちぎれば図形など抽象的な概念が楽しみながら身に付きます。


おすすめ遊び②おもちゃ遊び3選

次におすすめのおもちゃ遊びについてまとめます。成長の段階に合ったものを選びましょう。

パズル

2歳ぐらいなら比較的簡単な型はめパズルのほか、文字や数字が書かれているものがおすすめです。集中力が付いたり、推理力や形・向きを認識する力などが育ちます。文字や数字が書いてあるパズルは、自然に字の形や読み方、意味などが身に付きます。

積み木

大きめで布製などのものが2歳児には適していますが、ずっと使うのは難しくなってしまいます。自分で購入する場合はいつまで使いたいかを考えてから選びましょう。初めは積むのではなく崩して楽しむかもしれません。徐々に形や色を利用して積んだり並べたりして遊ぶようになっていきます。
何かの形を模して作る想像力・創造力、集中力、手先の器用さなどが育ちます。

絵本(まねっこ絵本・しかけ絵本ほか)

絵本の内容を真似っこして楽しめる「まねっこ絵本」や、穴が開いていたり広げられたりいろいろな触感を体験できる「しかけ絵本」などは、遊びの一環としても楽しめます。もちろん本を読むのが好きなお子さんなら、ふつうの絵本もぴったりです。
お子さんが楽しめる内容の本を選びましょう。ふつうの絵本なら想像力が育まれます。しかけ絵本は内容はシンプルなものが多いですが、本を楽しんで本への興味を持たせることができます。


おすすめ遊び③創作系遊び3選

最後に、自分で何かを作り出すような創作系の遊びをご紹介します。創作系の遊びは、何を作ったのか・描いたのかお話をぜひ聞いてあげてください。想像力や創作意欲・ことばも含めた表現力が育ちます。

お絵描き・塗り絵

線のなぐり描きしかできなかったのが、2歳になると〇が描けるようになります。〇は周囲と中を区切るもの。目に見える風景や頭の中にあるイメージから、何かを取り出して表現しています。ぜひ〇が何なのか聞いてあげてください。
塗り絵も色を区別する力や集中力、枠の中を塗りつぶす手先の器用さなどが育ちます。はみ出しても見本と違う色でも、好きなように塗らせてあげましょう。色の組み合わせにはっとさせられることもあります。
お絵描き・塗り絵とも、クレヨンなど子どもに使いやすい道具を用意してあげましょう。

粘土遊び

手でこねる・つぶす・丸めるなどの動作で指先が発達します。作るものによっては形を観察して再現する能力も育ちます。また純粋に手で柔らかいものを扱うだけで楽しい子もいるでしょう。
粘土には昔ながらの油粘土や紙粘土、小麦粘土などの種類があります。繰り返し遊ぶなら油粘土、作品を残すなら紙粘土がおすすめです。小麦粘土は色付きで扱いやすいメリットがありますが、寿命が短いのがデメリットです。もちろん小麦アレルギーなら使うのは避けましょう。

工作など(切り貼り・ひも通しなど)

シール遊びやひも通し、ただ紙をハサミで切るなどだけでも楽しく遊べます。手先の器用さや集中力が育ちます。
ひも通しは専用のおもちゃもありますし、セロハンテープやガムテープ・アルミホイルなどの芯やストローとひもを使って自作もできます。クリアファイルを切っても、カラフルで丈夫なものが作れます。ハサミを使うときは安全に配慮された子ども用を選び、必ず大人がそばに付いていてあげましょう。


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2歳児におすすめのおもちゃ選びのポイント

遊び方にも深く関わりますが、2歳児におすすめのおもちゃ選びのポイントについて解説します。以下のポイントがあります。

●想像力を育てられる
●全身を使って遊べる
●指先の細かい動きを鍛えられる
●成長・興味に合っている

のびのび育てるだけでもじゅうぶんなのですが、おもちゃ選びにちょっと気をつけると成長を促すのに役立ちます。順に解説していきます。


おもちゃ選びのポイント①想像力を育てられる

まず、想像力を育てられるようなおもちゃがおすすめです。2歳というのは急速に言葉が使えるようになっていく時期です。言葉の成長に伴って記憶力や感情など、こころもどんどん育っていきます。また、周囲に好奇心を持つようになり大人の真似もしたくなる時期でもあります。

そういうタイミングでは、ごっこ遊び・見立て遊びなどができるおもちゃがおすすめです。おままごとが代表的ですが、そのほかお店や仕事のごっこ遊びができるおもちゃもあります。とくにお子様の興味に合わせたジャンルで選べば、一層深く楽しんでくれるでしょう。


おもちゃ選びのポイント②全身を使って遊べる

また、全身を使って遊べるおもちゃも2歳児に合っています。2歳ごろは、身体能力が高まる時期です。例えば手を使わずに階段を一人で登る、ボールを投げるなどといったことができるようになっていきます。

そのようなタイミングで全身を使って遊べるおもちゃで遊ぶと、体の使い方やバランスを鍛えることができます。ボールのほか、三輪車や手押し車などもおすすめです。室内で使うときは遊ぶ前に片付けておくなどして、ケガをしたりものを壊したりしないように気を付けましょう。


おもちゃ選びのポイント③指先の細かい動きを鍛えられる

指先を使うおもちゃは、繊細な指の動きができるようになるのに役立ちます。また指先を使うことは脳を刺激することにもつながります。そういった意味でも、指を使って遊ぶおもちゃは身体能力だけでなく脳も鍛えることができてぴったりです。

たとえばパズルは手の動きのほか、ピースの向きなど空間認知能力も育ちます。積み木やブロックなどは、想像力を育んだり自分にできる遊び方でステップアップしていったりできるのでおすすめです。


おもちゃ選びのポイント④成長・興味に合っている

好きなもの・興味のあるものに合わせること、背伸びしすぎないことも大切です。成長や興味に合ったおもちゃを与えましょう。たとえば料理の真似をするのが好きなら、おままごとセットなどで遊ばせるということです。

使い方が決まっているおもちゃより、自由度が高くいろいろな遊び方ができるものの方が成長に合わせやすくておすすめです。自分でいろいろやりたがる時期なので、ステップアップしたりフレキシブルに遊んだりできる方がその都度達成感を味わえるからです。


「魔の2歳児」イヤイヤ期について知る

2歳は「魔の2歳児」とも言われ、イヤイヤ期に当たる時期です。次に、イヤイヤ期についてまとめます。
イヤイヤ期について知れば、対処できることとできないことがわかります。対処できることは改善できるようになりますし、できないことは見守る・受け止めるしかないと理解できます。その結果、親の側の気持ちの安定にもつながります。
イヤイヤ期になる理由とイヤイヤ期の子どもへの接し方に分けて見ていきましょう。


イヤイヤ期になる理由

「やりたいのにうまくできない」「やりたいようにやらせてもらえない」ことがイヤイヤ期になる原因です。
2歳は初めに触れたように、自立心が芽生えてきて自分でやりたいという気持ちが強くなる頃です。しかしまだ未熟な面が多く、気持ちと能力にギャップがあります。たとえばボキャブラリーが足りなくてことばで表現しきれなかったり、運動神経や手先の器用さの発達がまだ足りなかったりします。
自立心や自発性に能力が追いついていないせいで、やりたいことがうまくできずイライラしてしまうことがあります。また、まだできない・やらせると危険といった大人の判断でやりたいことをやらせてもらえないと、それが不満につながります。
しかしこれはお子さんが成長している証拠でもあります。自立心や自発性を育てるためには、大変ではありますが押さえつけるだけではいけません。


イヤイヤ期の子どもへの接し方

イヤイヤ期の子どもに接する基本方針は「子どもの気持ちを受け止める」ことです。
たとえば、うまくできず怒ったり泣いたりしているときは「〇〇したかったんだよね」などと言葉にして声がけしてあげます。癇癪を起してうまく説明できていないときは、「どんな気持ちなの?」など言葉にするよう質問します。未整理で漠然とした感情を言葉で表現させる・してあげることが大切です。
うまくできたら褒めてあげます。自尊心や自発性が育ちます。
してあげられない内容のことを求められたら「〇〇なのでだめなの」と理由を説明しつつ、はっきり言います。頭ごなしに「だめ」と言わないよう意識しましょう。
子どもへの接し方に注意することはもちろんですが、中心となって子どもに接する大人(多くの場合は母親)をほかの大人がサポートすることも大事です。子どもの生の感情を一手に受け止めるのは負担です。1人にお任せしてしまわないよう、周りが意識しましょう。




大変ながら大きく成長する2歳の時期を楽しもう

しんどいこともありますが、2歳は大きく成長していくさまを見るのが楽しい時期でもあります。コミュニケーションもできるようになってきて、話を聞くだけでも楽しくてうれしくなることもたくさんあります。しかもどんどん成長していくので、この時期のかわいさはこの時期でしか味わえません。楽しみながら成長を見守ってあげてください。
子どもの成長には知育玩具も役立ちます。おもちゃのサブスク「And TOYBOX」は2歳児にぴったりのおもちゃや知育玩具も用意しています。サブスク検討であれば、当社の「And TOYBOX」もぜひご検討ください。
サービス利用にあたり疑問点や不明点があれば、ホームページ上の「LINEでお問い合わせ」よりお気軽にお問い合わせください。

この記事の監修者

And TOYBOX おもちゃコラム 編集部 岩瀬裕紀

おもちゃレンタルサービスAnd TOYBOXを運営する株式会社みのり代表取締役。2017年に当サービスを立ち上げる。そのほかに雑貨やインテリアのオンラインショップAnd MONOと保険調剤薬局を運営する。

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