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3歳の発達の目安とは?言葉・運動・社会性から接し方・おすすめおもちゃまで
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子育て情報 POSTED / 2022.05.17

3歳の発達の目安とは?言葉・運動・社会性から接し方・おすすめおもちゃまで

何歳でも、子どもの成長の目安は気になるものですよね。しかし、幼児期は環境や性格による個人差が大きいため、周りの同い年の子どもや目安と比べたり、気にしたりする必要はありません。
ですが、親御様は誰だって子どもの成長を願っているもの。その点、ある程度、発達の目安が分かっていると安心するのも事実です。特に3歳の発達スピードは十人十色なので、あくまでも目安ということを前提に、この記事では、「3歳児の発達の目安」についてを中心にまとめていきます。少しでも子育ての参考にしていただけると嬉しいです。

 

▼この記事でわかること

 

●3歳になるとボキャブラリーが増え、単語をつなげて簡単な文章として話せるようになる
●周りとのコミュニケーションも増え、一緒に遊ぶことの楽しさを知り、「ごっこ遊び」が始まる時期
●身体・脳のトータル的な発達によって、より複雑な動きができるようになる
●3歳は「記憶力が発達する」時期。遊びの中に知育を織り交ぜていくことで、より学びも広がる!
●少しずつ、自我や自力でやることを尊重してサポートする姿勢へ
●3歳の心・身体の発達に合ったおもちゃは【ブロック系・バランスゲーム・おままごとセット】の3つ!


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3歳の発達の目安

3歳児は「急速に成長する時期」です。身体も大きくなっていき、身体を上手に動かしたり、話したりといろいろなことができるようになっていく時期でもあります。以下では「目安」をまとめていきますが、あくまで目安です。
“こうなっていなければならない”というものではありませんし、なんと言っても個人差や月齢の差が大きい時期でもありますから、周りと比べて遅れているなと思っても、全く気にする必要はありません!むしろ、ここからの成長が楽しみだとプラスに捉えながら見てみてください。




3歳の言葉の発達の目安

まずは、「言葉の発達」の目安について以下の項目ごとにまとめていきます。

会話レベル

男の子・女の子の例

ボキャブラリーや語数の特徴

上記について1つずつ詳しく見ていきましょう。


3歳の言葉の目安➀会話レベル

3歳になると2歳に比べて圧倒的にボキャブラリーが増えてき、いくつかの言葉(単語)をつなげて簡単な文章として話せるようになるのもこの時期からです。しかし、まだまだ会話が噛み合わないことがあるのもごく普通。発音が聞き取りにくいことも多いうえ、オウム返しをするのもおかしなことではありません。むしろ、言語の獲得は強制されて知るのではなく、真似をすることから始まると言われており、「オウム返し」もその道筋の大事な要素なのです。
また、2歳児がモノの名前を知りたがるのに対して、3歳児は「なぜ?」「どうして?」と理由や原因を聞くことが多くなってくるのも特徴のひとつ。加えて、5W1Hのうち、「いつ」は後になりがちですが、他の質問ができるようになってくるので、周りとのコミュニケーションもとれるようになってくるでしょう。言葉や物事を覚えよう!知ろう!としていく思いが強いため、その想いを理解しながら関わってあげてください。


3歳の言葉の目安②言葉が遅い?男の子・女の子の例

一般的に女の子の方が言葉は早いと言われていますが、保育園に通っている子どもの方が言葉覚えが早いなど、「性別」以上に「環境」による部分が大きいため一概には言えません。
また、ついこの前までは、「なかなか話さない」、「会話が成り立たない」と心配していた親御様も、最近よく話すようになった!と急な成長を感じられる方が多く、それだけ子どもの成長スピードは人それぞれです。そのため、言葉が遅い、言い間違えが多い、あんまりしゃべらないからと言って必要以上に心配する必要はありません。少なくとも次の3点がクリアされていれば問題ありません。

音が聞こえている

耳(音)が聞こえていれば、ちゃんと周囲の言葉を吸収しています。それが蓄積されることで自らが言葉を使うようになります。

大人の言うことがわかっている

言葉の概念ができつつある証。それが言葉を発する基礎になります。

ほかの大人・子どもとの交流がある

人間に関心を抱き、近づくなり遠ざかるなり関わり合いを持とうとしているのならば、いつかその媒介としての言葉を必ず使い出します。
もし、上記3つのどれかができていないときのみ、小児科の先生などに、発達を専門的に見てもらったほうがよいでしょう。


3歳の言葉の目安③ボキャブラリーや語数の特徴

3歳から4歳にかけて身につけるボキャブラリーは、平均すると1700語程度です。個人差はあるものの、述語(「~する」「~だ」)や助詞(「てにをは」)が使えるようになってくる、もしくは話そうと努力する姿が見られます。
また、3語文ができることで、ある程度大人との会話ができるようになったり、場合によって4〜5語の文を作れるようになったりと、よりスムーズなコミュニケーションにつながる場合もあります。しかし、コミュニケーションが取れたとしても、相手の求めに応じて適切な応答をすることはまだまだできないことも多いです。


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3歳の運動の発達の目安

赤ちゃんや2歳と比べると、より複雑なことができるようになってきます。例えば、
・片足立ち
・鉄棒にぶらさがる(20秒程度)
・ボールを蹴る・投げる
・三輪車をこぐ
・後ろ向きに歩ける
・階段をスムーズに上がれる など
3歳になると上記のような動きを、よりバランスよく身体を上手に使ってできるようになります。手だけを使って投げていたボールも身体をひねって投げたり、指先の動きもさらに器用になるため、それに伴って筆記用具を使って丸や線を描くこともできるようになったりします。
運動機能は単に身体や筋肉の成長だけでなく、脳の成長によっても発達していきます。こうした、身体・脳のトータル的な発達によって、より複雑な動きができるようになるのが特徴です。




3歳の社会性・生活面の発達の目安

以下では、社会性・生活面の発達についてまとめていきます。

友だちとの関わり

家庭でできること

この2つの項目について1つずつ詳しく見ていきましょう。


3歳の社会性・生活面の目安➀友だちとの関わり

はじめは、同じ場にいながらも別々の遊びをする「平行遊び」の場面が多いものの、少しずつ友達に興味を持ち、遊具を介して徐々に一緒に遊べるようになってきます。特に3歳くらいになると、他の子と楽しさを共感できるようになり、一緒に遊ぶことの楽しさを知り、「ごっこ遊び」が始まってくるのもこの時期です。
こうした遊びを通して、仲間に入れて・物を貸して・ちょうだい・ありがとうといった言葉を使ったコミュニケーションも徐々に増えてくる傾向にあります。しかし、まだまだ自己中心的な考えが強いため、友達の気持ちを汲み取ったり、自分の気持ちをコントロールしながら遊んだりすることは、まだ難しいと言われています。


3歳の社会性・生活面の目安②家庭でできること

運動能力の発達に伴い、基本的な生活行動が自分の力でできるようになってきます。ご家庭で見られる行動としては、自分で着替えができるようになり、大きめのボタンなら自分でとめられるようになったり、マジックテープの靴であれば自分で脱いだり履いたりできるようになります。
また、フォークやスプーンで食事ができるようになり、中にはお箸を使って食べようとする子どももいるようです。そのほか、昼間はおむつがとれ、自分でトイレに行くことができるようになるなど、2歳の頃に比べて圧倒的にできることが増えていきます。




3歳の身体の発達の目安

3歳児の体重の目安は【15kg前後、身長は90cm前後】。しかし月齢によっても差があるため、もう少し詳しく見てみると以下の通りです。

3歳0ヶ月~3歳6ヶ月(身長/体重)

・男の子:88.8~101.8cm / 11.72~17.43kg
・女の子:87.7~100.6cm / 11.04~16.76kg

3歳6ヶ月以上~3歳11ヶ月(身長/体重)

・男の子:92.0~105.8cm / 12.42~18.82kg
・女の子:90.9~104.5cm / 11.83~18.27kg
※「厚生労働省 平成22年乳幼児身体発育調査」より引用
もちろん個人差はありますが、3歳から4歳になるまでの約1年間で、男女ともに大きく身長が伸びていることが分かります。


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3歳の知能の発達の目安

一概には言えませんが、3歳になると以下のことが分かる・できるようになってきます。
・4~5ぐらいまで数が数えられる
・色や形を認識できる
・大きさ・長さ・重さなど比較できる
・ルール(規則)や善悪が分かってくる
・ごっこ遊びができる
といった成長が見られます。また、3歳は「記憶力が発達する」時期なので、絵本や図鑑、かるたなどを通していろんな知識を身につけていくことが可能です。加えて数が数えられるようになるので、数に関するおもちゃを取り入れたり、お風呂など日常生活の中で一緒に数を数えるようにしたりと、遊びの中にさりげなく知育を織り交ぜていくことで、より学びも広がります。




3歳のこころの発達の目安

2歳頃から急激に発達する「自我」がさらに発達するのが3歳。自分のやりたいこと、やりたくないことがはっきりとし、自己主張が強くなるため、中には「イヤイヤ期」が続く場合もあります。
その一方で、感受性が豊かになる時期でもあり、両親や兄弟、お友達など身近な人の気持ちを少しずつ理解できるようになっていくといういい点ももちろんあります。また、人との関わりも増え、コミュニケーションの増加に伴って、少しずつ我慢や許容といった「社会性」も発達していきます。




エリクソンによる3歳児の発達段階

こころの面の発達については、発達心理学者エリクソンの「心理社会的発達理論」が非常に参考になり、子どもへの接し方や発達に悩む親御様に判断の軸を示してくれる心強いものです。そのエリクソンの説で例えると、3歳は1歳半~3歳の「幼児前期」から、3~5歳の「幼児後期」に移る時期、ちょうど狭間にいます。

幼児前期

自分でできることが少しずつ増えてきて、「何でも自分でしたい」という挑戦欲や自立性が芽生えます。適切なチャレンジの機会があれば、「もっといろんなことをしてみたい」と思うことにより、自分の「意思(意志)」を得られます。また、遊びなどの活動により道徳性や社会性を持つようになってきます。

幼児後期

幼稚園や保育園での同世代の子供との関わりが増え、外の世界に興味を持つ時期。遊びや関心があるものについての「自発性・積極性」や、さまざまな事柄の「なぜ=目的」を知りたいという興味の芽生えが見られます。また、おままごとやごっこ遊びに夢中になり、人とのコミュニケーションを通して、他の認識・他との共存ができるようになってきます。




3歳児への接し方・関わり方

次に、具体的に3歳児にどのように接したらよいか、関わったらよいかについて解説します。以下の点がポイントとなります。

●主張はいったん受け止める
●してほしいことは理由と合わせて提案する形で
●自分でやるのを見守る、サポートする
●好奇心・興味にできるだけ応える

1つずつ見ていきましょう。



接し方①主張はいったん受け止める

まず、子どもの主張はいったん受け止めて肯定・共感するようにしましょう。頭ごなしに叱ったりすることは避けます。子どもが主張してきたら、「嫌なんだね」「〇〇したいんだね」「〇〇ちゃんの気持ちはわかったよ」などの言葉をかけて理解を示しましょう。
3歳児は、自我が発達しイヤイヤ期が続く場合もあります。そのようなときに親の都合だけで言うことを利かせようとすることは逆効果です。自己主張が強い場合は、いったん受け止めます。こちらの主張があるときもその後で行うようにしましょう。


接し方②してほしいことは理由と合わせて提案する形で

しかしいつも子どもの言う通りにできるわけではないので、してほしいことがあるときは理由を説明したうえで提案の形で伝えるようにしましょう。「〇〇しなさい」という命令でなく、「〇〇したらどう?」などの言い方で伝えます。あるいは自分の気持ちを素直に表現するのもよい方法です。たとえば、「〇〇してくれたらママはうれしいな」などです。
いずれの場合も、子どもにもわかりやすい言い方で理由もセットにして説明しましょう。気持ちの余裕がない場合もありますが、その方が子どもも納得しやすく結果的に手間が少なくて済むことも多くあります。


接し方③自分でやるのを見守る、サポートする

また子どもが自分でやるのを見守ったりサポートしたりする姿勢を持つことも大切です。5歳児にはまだ自力ですぐにはできないこともありますが、可能な範囲で自分にやらせるようにしましょう。できるだけ手を出さず見守る、自分でできるよう少しだけ手伝う、準備するところまではしてあげるなどの方法があります。たとえば使う道具は出しておいてあげる、必要に応じて目印を付けておいたりするなどが考えられます。
タイミングによっては親が忙しいこともあるので、毎回はできなくても仕方ありません。その代わり、意識して機会を作るようにしてあげましょう。自分でできたという経験は、達成感による自己肯定感や成長につながります。ぜひ、できたことやがんばったことをいっぱい誉めてあげてください。


接し方④好奇心・興味にできるだけ応える

旺盛な好奇心や興味にはできるだけ応えて、こころを満たしてあげることもポイントです。成長期には疑問をたくさん感じるものです。子どもの質問に答えてあげるだけでも好奇心が満たされ、知識を吸収します。また、大人とやり取りをするという事実だけでもコミュニケーションになり成長にプラスです。
そのほかには好きな遊びを思いっきりさせることや、興味のあることをいっしょに調べたりやってあげたりすることが挙げられます。やはりいつでもじっくり付き合えるとは限りませんが、意識しましょう。




3歳の発達に合ったおもちゃ3選

以下では、こころ・からだ両面の発達に合った、3歳児向けのおもちゃをご紹介します!

ブロックなど

バランスゲーム

おままごとセット

ご存知、むしろ親御様も小さい頃に体験したことのあるものばかりかと思いますが、1つずつチェックしていきましょう。


おもちゃ➀ブロックなど

組み立てて遊べるブロック系は、想像力や創造力、空間認識力を伸ばすのに効果的です。中には、平面と立体を楽しめるマグネット式のブロックは、磁石だからこそできるスピーディーな組立て・ピタッとくっつく感覚が子どもを夢中にさせます。集中して取り組むだけでなく、指先を使った繊細な作業により脳が刺激され、いろんな能力がバランスよく鍛えられるでしょう。
マグネット式で積み木のように遊べるもの、パーツを組み合わせてボールを転がせるスロープを作れるものなどいろんな種類があります。そのほか、パーツの大きさや形、色が豊富で、子どもの発想次第で遊び方も無限に広がるので、想像力がぐんぐん育つ3歳からは、まさにブロック系のおもちゃが最適です。


おもちゃ②バランスゲーム

バランスゲームでは、手先の器用さ、バランス感覚や集中力を養うことができます。ルールがシンプルで分かりやすいものが多く、初めて遊ぶ場合でも経験者との勝ち負けに差がつきにくく、子どもも大人も一緒になって楽しむことができます。人と一緒にやることで、コミュニケーション能力や協力し合う姿勢、計画性なども身についていきます。
また、バランスゲームと言ってもいろいろなタイプが販売されています。ブロックを積み上げていくもの、ゆらゆらと不安定な土台にパーツを置いて倒れないように遊ぶもの、パーツを抜き取って遊ぶものなど多種多様です。


おもちゃ③おままごとセット

「おままごと」はほとんどの子どもが経験する遊びでしょう。2歳頃からおままごとなどの「ごっこ遊び」に興味を示していき、年齢があがるにつれ本格的な遊びにうつっていくのが特徴です。おままごとを通して、想像力やコミュニケーション能力の発達を促すとも言われています。
家で見慣れた台所用品のものだけでなく、お店屋さんごっこ向けのものなどもおすすめ。お友達や兄弟と一緒に、親役・子ども役に分かれたり、お店に見立てて、店員さんとお客さんに分かれてみたりと、いろんなシーンを表現しながら楽しく遊ぶことができます。想像力だけでなく、遊びを通していろんなものを経験することで「社会性」が身につくという点にも期待できます。




せっかくなら発達に合わせたおもちゃや遊びを

子どもの発達や個性に合ったおもちゃを用意してあげるためには、購入に限らず、「おもちゃのサブスク」という選択肢もおすすめです。その時々にぴったりのおもちゃで遊べることで、子どものさまざまな能力向上につながりますし、そのおもちゃを卒業したら返却・交換ができるので、常に新鮮な感覚で興味を持って遊べるため、子どもにとってもいい刺激になるでしょう。
これまでご紹介してきたように、3歳はこころも身体もグンと成長していく時期です。その分、おもちゃへの興味も移り変わりが激しくなることが予想されますから、いろんなおもちゃと定期的に触れ合えるサブスクはこの時期の子どもにピッタリだと思います。
おもちゃのレンタルをご検討の際は、当社の「And TOYBOX」もぜひご検討ください。サービスのご利用にあたり、疑問点やご不明な点がございましたら、ホームページ上の「LINEでお問い合わせ」よりお気軽にお問い合わせください。

この記事の監修者

And TOYBOX おもちゃコラム 編集部 岩瀬裕紀

おもちゃレンタルサービスAnd TOYBOXを運営する株式会社みのり代表取締役。2017年に当サービスを立ち上げる。そのほかに雑貨やインテリアのオンラインショップAnd MONOと保険調剤薬局を運営する。

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