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子育て情報 POSTED / 2018.05.09
成長を促す!2歳児と親の関わり方
体全体を使って動くようになり知能が発達していく2歳。心身ともに大きく成長し始めるこの時期は赤ちゃんの頃と違ってコミュニケーションができるようになるからこそ子育ての喜びもそして苦労も沢山。。定額制おもちゃレンタルサービスAnd TOYBOX。今回の記事は2歳児の発達と親の関わり方について紹介します。
■数の概念を理解するようになる。
2歳を過ぎると1、2、3…と数を順番に言えたり、おもちゃをひとつ、ふたつと数えたり。「ちょっと」や「いっぱい」など量に関する感覚も備わってきます。
■色の概念とその名前がわかる。
全てのものには”色”というものがあり、それぞれに名前がついていることがわかるようになってきます。「空は?」「青!」「ポストは?」「赤!」など興味のあるものから一つずつ教えてみてください。ポスト→赤とつながるようになれば今度は消防車やいちごなど赤いものをいくつか教えていってください。これらの共通点を理解することで子どもは”赤色”というものの意味をぼんやり理解するようになってきます。
■動物、食べ物、乗り物などの名前を覚えるだけでなく特徴を理解する
動物なら動物の名前だけでなく、鳴き声や見た目の特徴、好きな食べ物など、その動物周辺の情報にも興味を持つようになります。最初は連想ゲームのようにただいくつかのワードを覚えるだけですが次第にそれらが繋がりモノマネをしたりすることも。クイズ感覚でお子様と一緒になって遊んでみてください。
■自分の体の名称と役割がわかる
2歳頃から足、手、口、など自分や他の人にも同じようについている体のパーツを覚え、それらがどういった役割なのかを理解するようになります。足は歩くため、手は掴むため、口は食べるために存在する、単純ですがこれらがわかるようになるとこの後の発達で興味を持つ「ルール覚え」に大変役立ちます。「サッカーは足で蹴るルールだから手で持ってはいけない」などそれぞれの特徴を知っているからこそルール覚えが楽しくなります。
■大人の言うことが理解できるようになる
2歳になる頃、ほとんどの子はまだ3語文を操ることができす1語または2語を発するだけだと思います。周りに比べなかなか言葉が出てこないことに多少の不安を覚える保護者の方も多いのではないでしょうか。そんな大人の不安とは裏腹に、子どもたちは大人の言っていることを実はとてもしっかり聞いています。コミュニケーションがまだ難しくても理解はできているものなのです。「子どもだから」と会話に気を使わないと知らない間に子供が傷ついていることも。この時期からは一人の人間として認めることを特に心がけるようにし子供を横に大人同士で話すときも子どもの気持ちに配慮してあげるようにしてください。
■自分について大人からの質問に答えられるようになる(名前、年齢など)
子どもが質問にしっかり答えることができたときは親としてもとても嬉しいですよね!そんな大人の嬉しそうな表情を見ると子ども自身もとても嬉しいんです。名前は?何歳?ちょっとした待ち時間などに子どもが退屈していまい大変なときは、子どもについての質問を投げてみましょう。上手く答えられた時に褒めてあげるとつまらない待ち時間も子どもにとって楽しいゲームタイムに変わります。
■伝えたい思いを目と言葉とジェスチャーで伝えようとする
2歳を過ぎていくと人は自分の思いを言葉・表情・身振り手振りで伝えるのだということが少しずつ理解できるようになってきます。これらは大人の様子を見て知ることですので親からの働きかけがとても大切です。目と言葉とジェスチャー。大人同士だと言葉が発達している分、目とジェスチャーはあまり意識しませんがこの頃の子どもには少しオーバーにこれらを使ってください。それを見た子どもはこの3つの方法を組み合わせてなんとかコミュニケーションを取ろうと努力するようになってきます。
■あいさつのフレーズを覚え、それぞれのタイミングを知る
おはよう、ありがとう、ごめんね、バイバイ。一番覚えやすいのはバイバイですね。お店を出る時、親が仕事に行く時、保育園で預けるとき。2歳頃の子どもにとっても理解しやすいのはこのバイバイだと思います。一方難しいのはありがとうやごめんね。時間や誰かがいなくなる時がタイミングではないのでなかなか理解できません。覚えさせようとあまり無理に言わそうとしてもなかなか理解は進まないものです。あまり難しく考えずまずは家庭内で意識してあいさつをする程度から始めるようにしましょう。親しき中にも礼儀あり、意外とおざなりになっていた家族同士の挨拶が活発になるかもしれません。
■次回は…
「魔の2歳児」という言葉を聞いたことがあると思います。第一反抗期やイヤイヤ期とも言われるのは2歳の時期です。スーパーの廊下のど真ん中で泣き叫ばれたり、大事な用事があるのに家で支度が進まない。。子どもを育てる親にとって2歳児の頃というのは本当に大変な時期とも言えます。定額制おもちゃレンタルサービAnd TOYBOX。次回の記事はこれらイヤイヤ期の特徴、接し方、対処法についてご紹介します。お楽しみに。(記事:岩瀬佑実)
この記事の監修者
And TOYBOX おもちゃコラム 編集部 岩瀬裕紀
おもちゃレンタルサービスAnd TOYBOXを運営する株式会社みのり代表取締役。2017年に当サービスを立ち上げる。そのほかに雑貨やインテリアのオンラインショップAnd MONOと保険調剤薬局を運営する。
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