子育て情報 POSTED / 2018.04.25

１歳児の遊びとおもちゃの選び方

定額制おもちゃレンタルサービスＴＯＹＢＯＸ。今回の記事は１歳前後の遊びとおもちゃの選び方。ステップアップを大切にするＴＯＹＢＯＸのおもちゃ選定基準の一つでもあります。会員の方もそうでない方も是非参考にしてみて下さい。あなたのおもちゃ選びで子どもの発達は大きく変わります。

■この頃好む遊び

・指先が少しずつ上手に使えるようになってくるので指差しをしたり小さなモノをつかんで遊ぶようになってきます。

・自分の足で行きたいところに行けるようになり、あっちに行ったりこっちに行ったりと好奇心の塊の1

歳児。隣の部屋に行ってみたい！テーブルの下に行ってみたい！と行きたい所が増えてきます。

・１歳半になる頃には人形にご飯をあげる、掃除の真似をするなど大人の真似をするようになりごっこ遊びが始まります。ごっこ遊びはコミュニケーション力を引き上げる一番の遊びです。まずはお父さんお母さんの真似から、病院の先生や保育園の先生と少しずつ自分の世界を広げていく子供。それに応じてごっこ遊びのバリエーションが増えていくような声掛けをしてあげてください。こちらの声掛けひとつで子どもの方もノリノリになってきます。上手に付き合ってあげてください。

・「ちょいだい」「どうぞ」など、大人とのやりとりを楽しむようになります。まずは手渡しから初めてみてはどうでしょうか。子どもが何かを握ったら「ちょ～～だいっ！」と言って手を差し出します。「ちょーだい！」と「どうぞ！」を繰り返すことでパターンを覚え今度は子どもの方から「どうぞ」をしてきます。いきなり自発的に遊ぶのは簡単ではありません。まずはこちらから促して楽しませることがコツです。

「高い高い」「飛行機ブーン」など体を動かすことを喜ぶようになります。思い通りに体が動くようになると、得意のポーズや嬉しい時に決まった仕草などをするようになります。体全体の発達は「楽しく手足を動かす」のが一番！ポーズをとったら声掛けをしたり少し大げさに拍手をしてあげてください。子どもにとっては「大人が喜んでくれる！」というのもとても大きなモチベーションになります。

■この時期におすすめのおもちゃ

・コップがさね　（転がす・倒す・積み重ねる・入れ込む）

→物の大小を認識する能力・手先の神経が刺激され器用さが発達します。

・引き車　（引くひもを持ち歩く）

→体のバランス感覚やモノを操るバランス感覚を養います。

・丸い球を落とすおもちゃ　（入れる→押す→出てくる）

→物が一時的に視界から消えまた現れることが理解できるようになります。これは消えたり見えたりを繰り返すおもしろさを覚え探索する力が身に付くということです。これを発展させていくと「いないいないばあ」や「かくれんぼ」を楽しむようになります。少しづつステップアップしてあげてください。

これは「物の永続性」といわれ、母親から不安なく分離する能力も育ちます。物は消えたようにみえても実はまだ存在していて一時的に隠れているだけ。大人からすれば簡単なことですが子どもにとってこれを理解できるということはとても大きな成長といえます。

・つまむパズル（つまむ・はめる）

→２本の指でものをつまむ動作は、触覚や視覚の連携が深まります。ボタンをはめる練習にもつながり、脳が刺激され発達します。

・積み木（積む・壊す・並べる）

→積み木は、文字道り積むだけのものだと思われがちですが、最初は積んだ積み木を崩すところから始まります。まずは大人が積んであげてください。積み木が崩れる時の動きや音が子どもにはたまらなくうれしいのです。崩すタイミングに合わせ「どーん！」などと声を掛けてあげると勢い付いてより楽しめます。この積み木を崩す一連の行動は、探索行動の一種で、これを通じて積み木の性質を確かめているのです。最初は崩すだけかもしれませんが、大人が積むところを何度も見せることで、積み木は上に積み重ねこるとができるものだと気が付き、次第に積むことに挑戦し始めます。はじめは大きめの積み木を、発達が進んできたら小さめの積み木に変えてあげてください。積み木に色々なサイズがあるのはこういったステップアップをすることに理由があります。

この頃の子どもはわずか１か月の間でも大きく成長し沢山の物事を吸収する時期です。定額制おもちゃレンタルサービスAnd TOYBOXではお子様の現状をお聞きし今の発達に合ったおもちゃを用意することを大切にしています。こまめに（１～２か月ごと）おもちゃを変えてあげることで子どもの成長はより充実し「やる気」の基礎を固めることができます。今なら、初月半額サービス中です。お気軽にお試しください。（記事：岩瀬佑実）