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POSTED / 2025.09.05
お片付けできない2歳児が変わる!遊んだ後の片付け習慣を身につける方法
「どうして片付けてくれないの?」に悩むママ・パパへ
遊んだおもちゃが床いっぱいに散らかっているのに、2歳児はお構いなし。
「片付けて!」と何度言っても聞いてくれず、ついイライラ…そんな経験はありませんか?
実は、2歳前後の子どもが自分でお片付けできないのには発達的な理由があります。
まずは「なぜできないのか」を理解することが、習慣づけの第一歩です。
目次
2歳児がお片付けできないのはなぜ?その理由と発達の特徴
2歳児は、好奇心旺盛で目についたもので次々に遊びを展開する時期。
しかし、注意力や集中力がまだ短く、「終わったら片付ける」という概念は理解しにくいのが特徴です。
お片付けが難しい主な理由
- 遊びの「区切り」がわからない:次の遊びに夢中になり、終わった意識がない
- 整理整頓の意味が理解できない:「元に戻す」がまだ抽象的で難しい
- やらされ感が強いと反発する:命令的に言われるとやる気が下がる
つまり、2歳児には「できない」のではなく「まだ学んでいる途中」という視点が大切です。
無理に言い聞かせるよりも、楽しみながら身につけられる工夫が効果的。
次の見出しでは、その第一歩となる「環境づくり」のポイントを紹介します。
「自分で片付けたい!」と思わせる環境づくり
2歳児にお片付けを習慣づけるには、環境そのものを工夫することがとても効果的です。
「ここに戻せばいいんだ!」と子どもが自分で理解できるような仕組みがあれば、自然と片付けたくなる気持ちも育ちます。
お片付けしやすい環境づくりのポイント
- おもちゃの数を絞る:数が多すぎると整理できないので、出す数を制限する
- 片付け場所を明確にする:「おままごとはここ」「積み木はここ」など、ジャンル別収納がわかりやすい
- ラベルや写真を使う:箱に写真やイラストを貼ると、子どもでも元の場所がわかりやすい
- 手の届く位置に収納する:自分で出し入れしやすい高さと位置が基本
また、「片付ける=楽しい」と感じられるよう、遊びの延長として片付けを取り入れることも有効です。
例えば、「このブロックを色ごとに分けておうちに帰してあげよう」など、ストーリー性を持たせると、子どものやる気もアップ。
次の見出しでは、実際に効果のある片付け習慣のコツを5つご紹介します。
お片付け習慣を身につける5つのコツ
2歳児でも、お片付けは少しずつ習慣として身につけていくことができます。
大切なのは、「片付けなさい!」と叱るのではなく、自然とできる仕組みをつくること。
ここでは、今日から実践できる5つのコツをご紹介します。
- ① 一緒にやる
「片付けなさい」と指示するのではなく、「一緒にお片付けしよう」と声をかけると、子どもも安心して取り組めます。 - ② 片付けの時間を決める
毎日決まったタイミング(例:ごはん前、寝る前)に片付けるようにすると、生活リズムの中に取り込みやすくなります。 - ③ 楽しい音楽やゲーム形式で
「お片付けのうた」を流したり、「10まで数える間におもちゃを入れよう!」など、遊び感覚で行うと楽しく続けられます。 - ④ 片付けた後に「できた!」を伝える
小さな達成感を言葉にして褒めることで、子どもの自己肯定感が高まり、やる気が継続します。 - ⑤ 少しずつステップアップ
初めは簡単なことから始めて、徐々に「分けて片付ける」「戻す場所を覚える」などレベルアップしていくと良いでしょう。
これらの方法を続けることで、子どもは「お片付けって楽しい」「またやりたい」と思えるようになります。
次の章では、子どものやる気を引き出すための声かけの工夫について詳しくご紹介します。
やる気を引き出す!声かけと関わり方の工夫
2歳児はまだまだ感情優先の時期。
「やりたくない」「イヤ!」という反応もごく自然です。
そんな時、親の声かけひとつで子どものやる気が変わることも。
片付けのやる気を育てる声かけ例
NGな声かけ | ポジティブな声かけ |
---|---|
「早く片付けて!」 | 「あとで楽しく遊ぶために、おもちゃのおうちに戻そうね」 |
「どうしてやらないの!」 | 「一緒にやってみようか?これ、どこに入れる?」 |
「ちゃんと片付けなさい!」 | 「すごい!上手におもちゃ戻せたね」 |
ポイントは、「命令」ではなく「提案」や「共感」を意識すること。
そして、片付けができたときにはしっかり褒めることも忘れずに。
褒め方のコツ:
「すごいね」だけではなく、「おままごとのフライパン、ちゃんとおうちに戻したね」など具体的に伝えると、子ども自身も達成感を感じやすくなります。
続いては、片付けしやすい収納と、おもちゃの選び方の工夫についてご紹介します。
片付けしやすい収納アイデアとおもちゃの選び方
子どもが「自分で片付けられる」ようになるためには、お片付けのしやすさが重要です。収納の工夫や、おもちゃ選びも大切なポイントになります。
子どもが片付けやすい収納の工夫
- 透明・中身が見えるボックス:何がどこにあるか一目でわかると、戻すのも簡単
- ラベル付き収納:イラストや写真を使ったラベルで、2歳児でも視覚的に理解できる
- オープン棚:引き出し式ではなく、出し入れしやすい棚型がベター
- 1ジャンル1ボックス:「積み木」「車」「おままごと」など、分けて収納すると戻しやすい
片付けを促すおもちゃの選び方
- パーツが多すぎない:管理しやすく、散らかりにくいおもちゃがおすすめ
- 「片付ける場所がある」おもちゃ:箱付きや収納袋付きのものだとわかりやすい
- セット遊び系:終わりが明確で、片付けの区切りがつきやすい

このように、「戻しやすい環境」と「扱いやすいおもちゃ」をセットにすることで、子どもの片付けスイッチが入りやすくなります。
次は、親自身がイライラしすぎないための心の持ち方をお伝えします。
失敗しても大丈夫!親のイライラを減らす考え方
子どもがお片付けしないと、つい「なんでできないの?」「もう何回目?」とイライラしてしまいますよね。
でも、2歳はまだ「習慣を覚える途中」。失敗しても当然の時期なのです。
イライラを減らすための心の持ち方
- 完璧を求めすぎない:全部きれいに片付けることより、「ちょっとでも一緒にやった」が大切
- 「片付けの練習中」と捉える:できなかった日も「今日は疲れちゃったかな?」と気持ちに寄り添う
- 遊びすぎ=成長の証:夢中になって遊んだ結果の散らかりなら、ポジティブに受け止めてOK
また、親が片付ける姿を見せることも大切な教育です。
「おもちゃもおうちに帰りたいね」「ママも片付けてあげるね」と言葉に出しながら行動すれば、子どもも自然と真似をするようになります。
片付けは「教えるもの」ではなく、一緒に育っていく過程。
毎日の中で少しずつ積み重ねていきましょう。
次の章では、そんな日々のしつけや成長サポートに役立つAnd TOYBOXの活用法をご紹介します。
片付けも学びに変える!And TOYBOXの知育おもちゃ
子どもにお片付け習慣を身につけさせたいけれど、どう教えたらいいかわからない…そんなママ・パパにぴったりなのが、知育玩具のサブスク「And TOYBOX」です。
And TOYBOXでは、保育士監修のもと選ばれたおもちゃが、月齢・発達・個性に応じて届きます。
知育性だけでなく、遊びの終わりがはっきりしていたり、セット収納がしやすかったりと、「片付けやすさ」も考慮されたおもちゃが多く含まれています。
And TOYBOXのおすすめポイント
- 子どもが楽しみながら片付けたくなる設計
- おもちゃごとにわかりやすい収納袋付き
- 成長に合わせて入れ替えられるので、お片付けの練習にも飽きない
また、親が選びきれない時にも、家庭の悩みや子どもの性格をもとにプランを提案してくれるので、しつけや生活習慣のサポートにもなります。
お片付けも知育も、楽しく学んでほしい。そんな思いを持つご家庭に、And TOYBOXは心強い味方です。
この記事の監修者

And TOYBOX おもちゃコラム 編集部 岩瀬裕紀
おもちゃレンタルサービスAnd TOYBOXを運営する株式会社みのり代表取締役。2017年に当サービスを立ち上げる。そのほかに雑貨やインテリアのオンラインショップAnd MONOと保険調剤薬局を運営する。
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