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子どもが言うことを聞かない!叱り方・ほめ方の黄金バランスとは
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子育て情報 POSTED / 2025.09.12

子どもが言うことを聞かない!叱り方・ほめ方の黄金バランスとは

「また言うことを聞いてくれない…」
日々の子育ての中で、子どもが何度注意しても同じことを繰り返したり、親の言葉に耳を貸さない姿に、ついイライラしてしまうことはありませんか?

でもその「言うことを聞かない」という行動、実は成長の一環でもあるのです。



目次

「言うことを聞かない」ってどういうこと?幼児の行動を理解しよう

子どもが親の言葉に反応しなかったり、注意を無視するような行動は、一見「困った行動」に思えるかもしれません。
でも、そこには幼児ならではの理由があります。

1〜3歳ごろの子どもは、「自分でやりたい」「なんでも知りたい」という好奇心が急速に育っていく時期。

そのため、

  • 遊びに夢中で聞こえていない
  • ルールより「やりたい気持ち」が優先されている
  • 指示の意味がまだ完全に理解できていない
  • 反応が面白くてわざと反発してみている

など、子どもなりの理由で「言うことを聞いていない」ように見えるのです。

さらに、親の言い方や伝え方によっても、子どもの反応は大きく変わります。

例えば「ちゃんとして!」という抽象的な表現では、
子どもは「何をどうすればいいのか」がわかりません。

一方で「ごはんの前に手を洗おうね」と具体的に伝えると、理解しやすくなります。

つまり、「言うことを聞かない=わざと反抗している」とは限らないということです。

親としては「教えているのに伝わらない」と感じるかもしれませんが、
それは子どもが成長している証でもあります。

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次の章では、叱っても言うことを聞いてくれない理由について、子どもの内面に迫ってみましょう。



なぜ叱っても聞かないの?子どもが反発する理由とは

「ちゃんと叱ってるのに、全然効果がない…」
そんな悩みを抱える親御さんは多いものです。

でも、子どもが親の言葉に耳を貸さないのには、ちゃんと理由があるのです。

1. 感情的に叱られて、心が閉じてしまう

大きな声や怒鳴り声で叱られると、子どもは内容よりも「怖さ」に意識が向いてしまいます。
その結果、話の中身が頭に入らず、「また怒られた」だけが残ってしまいます。

2. 「なんでダメなのか」がわかっていない

「ダメ!」「やめなさい!」とだけ言っても、子どもには理由が伝わりません。
理解できないことに納得できないのは、大人も子どもも同じです。

3. 自分の気持ちを優先したい

幼児期は自我が強く育っていく時期
自分のやりたいことが最優先で、親の指示は「邪魔」に感じることさえあります。

4. 注目されたい・試したい気持ち

親がどんな反応をするかを見て、わざと反発するような行動をとることもあります。
これは「親を試している」行動のひとつ。愛情の確認でもあるのです。

5. 一貫性がない対応に混乱している

昨日は許されたのに今日はダメだった…というような、
ルールがあいまいな環境では、子どもは混乱してしまいます。

このように、叱っても言うことを聞かない理由は、
「反抗心」や「悪意」ではなく、理解不足・感情の未熟さ・親子のすれ違いによるものが多いのです。

次の章では、そんな子どもとの関係をよりよくするための「叱り方とほめ方の黄金バランス」について詳しく解説します。



叱り方とほめ方の黄金バランスとは?基本の考え方

子どもをしつけるうえで欠かせない「叱る」と「ほめる」。
でもそのバランスが偏ると、子どもにとって逆効果になることがあります。

叱ってばかりだと自信をなくし、ほめすぎるとわがままになってしまう…。
だからこそ大切なのが、叱る:ほめる=1:5の黄金バランスです。

叱る=行動を正すための「指導」

叱る目的は、「子どもを責めること」ではなく「正しい行動へ導くこと」
感情的に怒るのではなく、「どうしていけなかったのか」を伝えるのがポイントです。

ほめる=自己肯定感を育てる「栄養」

子どもは親に認められることで、自信ややる気が育っていきます。
小さなことでも「できたね」「頑張ったね」と伝えることで、心が安定しやすくなります。

黄金バランスの理由

ある調査によると、子どもは「叱られた経験」より「ほめられた経験」によって、前向きな行動を取りやすくなるという結果も。
1回叱ったら、5回は「認める・ほめる・声をかける」意識を持つと、子どもはぐんと育ちやすくなります。

意識すべきは「叱る+ほめる」のセット

叱ったあとに、「でも頑張ってるよね」「次はきっとできるよ」とフォローすることで、
子どもは安心して自分の行動を見直せます。

この「叱るときは短く明確に」「ほめるときはたっぷり具体的に」が、親子関係をより良くするコツです。

次の章では、具体的にどう叱れば効果的なのか、実践的なポイントを紹介します。



幼児への効果的な叱り方5つのポイント

叱るときに大切なのは、「感情をぶつける」のではなく「伝える」という視点です。

ここでは、幼児に伝わる効果的な叱り方のポイントを5つご紹介します。

1. 叱る理由を簡潔に、具体的に伝える

「どうして叱られているのか」を理解できないと、子どもはただ萎縮するだけ。
「○○を投げたから危ないよ」など、行動と理由をセットで伝えましょう。

2. その場ですぐに叱る

あとで叱っても、子どもは何について注意されたのかを忘れてしまいます。
悪い行動があったときはできるだけその場で、短く伝えるのがベストです。

3. 人格ではなく「行動」を叱る

「ダメな子」ではなく「○○したことはダメ」と、行動にフォーカスして伝えることで、自己否定感を防げます。

4. 落ち着いた口調で伝える

大声や怒鳴り声は、子どもを「恐れ」で動かすだけ。
落ち着いた声の方が、子どもは話を聞きやすくなります。

5. 一貫したルールを守る

「今日はOKだけど、明日はダメ」では、子どもは混乱します。
家族でルールを共有し、一貫した対応を心がけましょう。

この5つを意識することで、叱ることが子どもへの信頼と成長のサポートになります。

次の章では、子どものやる気をぐんと育てる「ほめ方のコツ」について解説します。



子どもがぐんと伸びる!上手なほめ方のコツ

「ほめると甘やかしにならない?」
そんな疑問を持つ方もいるかもしれませんが、正しくほめることは、子どもの成長を支える栄養です。

ほめ方を少し工夫するだけで、子どもの自信・意欲・自己肯定感がぐんと育ちます。

ここでは、上手なほめ方のコツを具体的にご紹介します。

1. 行動を具体的にほめる

「えらいね!」だけでなく、「おもちゃを片付けられてすごいね」
何をどう頑張ったかに注目して伝えることで、子どもは達成感を感じやすくなります。

2. 結果よりも「過程」をほめる

「できたね」よりも「がんばったね」と、努力や挑戦を認める言葉が有効です。
「うまくいかなくても頑張る」姿勢を育てるためにも効果的です。

3. タイミングよく、すぐに伝える

「できた瞬間」にほめることで、行動と喜びがつながりやすくなります。
反応はなるべく新鮮なうちに。

4. 表情やジェスチャーでも気持ちを伝える

笑顔や拍手など、言葉以外の反応も子どもはしっかり受け取っています。
スキンシップを加えると、より喜びが深まります。

5. 失敗しても挑戦したことを認める

「まだうまくできなくても、挑戦したことはすごい」
そう伝えることで、失敗を恐れずチャレンジする力が育ちます。

このように、ほめ方を工夫するだけで、子どもはより前向きに成長していけます。

では逆に、気をつけたいNGな叱り方・ほめ方とはどんなものなのでしょうか?
次の章で詳しく見ていきましょう。

NGな叱り方・ほめ方とは?やってしまいがちな例

子どものためを思ってしている叱り方やほめ方でも、
伝え方ひとつで逆効果になることがあります。

ここでは、ついやってしまいがちなNG例とその理由を解説します。

NGな叱り方の例

  • 感情的に怒鳴る
     →子どもは「怖さ」で行動を抑えようとし、本当の意味での理解ができなくなります。
  • 「なんでそんなことするの!?」と責める
     →子どもはまだ理由を言語化できません。責めることで心を閉ざすことも。
  • 人前で叱る
     →恥ずかしさや反発心から、逆に行動がエスカレートする場合もあります。
  • 過去のことを蒸し返す
     →「また前もそうだったよね」と繰り返すと、自己肯定感が下がってしまいます。

NGなほめ方の例

  • なんでもかんでも「すごいね」
     →中身がないと、子どもは「何が良かったのか」わからず、効果が薄れます。
  • 条件付きでほめる
     →「〇〇できたらえらい」という伝え方は、できないとダメという認識に。
  • 兄弟や他の子と比べてほめる
     →「お兄ちゃんよりすごいね」は、上下関係や競争意識を生む原因になります。

どんなに愛情を持っていても、言い方やタイミングによって伝わり方は大きく変わるものです。

大切なのは、子どもの目線に立ち、「伝えたいことを伝える工夫」を意識すること。

とはいえ、親だって疲れてしまう日もありますよね。
次の章では、親自身の感情を整えるためのヒントをご紹介します。

親の感情を整えるために大切なこと

「また怒ってしまった…」「子どもにきつく言いすぎたかも」
叱ったあとに自己嫌悪を感じる親御さんは少なくありません。

でも、親も完璧じゃなくて大丈夫。
子どもと同じように、感情をコントロールするのが難しいときもあるのです。

ここでは、親が感情に振り回されすぎないための、心の整え方をご紹介します。

1. 「今は疲れてる」と自覚する

イライラするのは、自分が余裕を失っているサイン。
「今日ちょっと疲れてるな」と気づくだけでも、次の行動が変わります。

2. 深呼吸・その場を離れる

感情が高ぶったときは、一度物理的に距離を取るのが効果的。
数分でもクールダウンの時間を持つことで、冷静に対応できるようになります。

3. 自分を責めすぎない

感情的になってしまっても、あとから謝ったりフォローすればOK。
「ダメな親だ…」と思い詰めず、「次に活かそう」と考えることが大切です。

4. パートナーや周囲に頼る

1人で抱え込まず、疲れたときは助けを求めることも育児の一部です。
信頼できる人に話すだけでも気持ちが軽くなります。

5. 自分の時間を持つ

ほんの10分でも、子どもと離れて好きなことをする時間を確保してみましょう。
親が笑顔でいることが、子どもにとって何よりの安心です。

次の章では、叱る前に試してほしい「気持ちの切り替え」に効果的なおもちゃをご紹介します。



叱る前に試したい!気持ちを切り替える知育おもちゃ

「叱る前に、子どもの気持ちを落ち着かせられたら…」
そんなときに役立つのが、気持ちを切り替えるための“遊び”です。

特に知育おもちゃは、楽しく遊びながら集中力や感情のコントロール力を育てる効果もあります。

ここでは、イヤイヤ・反抗モードから切り替えやすいおすすめの知育おもちゃをご紹介します。

1. ストレス発散系おもちゃ(押す・叩く・ねじる)

プッシュポップやソフトブロックなど、手を使って発散できるおもちゃは、
イライラやフラストレーションを落ち着かせるのに効果的です。

2. 音の出るおもちゃ・楽器

タンバリンや木琴などの音楽おもちゃは、感情を表現する手段になります。
「叩く」動作にも癒しの効果があり、気分の切り替えにぴったりです。

3. 型はめ・パズル系

集中が必要な遊びは、落ち着きを取り戻す助けになります。
簡単すぎず難しすぎない内容がおすすめです。

これらのおもちゃは、親が感情的になる前のワンクッションとしても活躍します。

「叱る前にちょっと遊ぼう」「気分転換しよう」と促せば、
子どもとの衝突を減らし、親子の関係をより良く保つことができます。

次の章では、そんな知育おもちゃをプロの監修でセレクトできる「And TOYBOX」についてご紹介します。



親子の関係を深めるサポートに「And TOYBOX」を

叱ることもほめることも、すべては子どもを大切に思う気持ちから。

でも、日々の忙しさの中で、気持ちに余裕がなくなることもありますよね。
そんなとき、親子の時間を支えてくれるのが「And TOYBOX」です。

And TOYBOXは、保育士監修のもと、発達段階や性格に合わせて知育おもちゃをセレクトして届けてくれるサブスクサービス。

「最近、叱ってばかりかも…」
「もっと子どもと楽しく関わりたい」

そんな悩みを持つ親御さんにも、And TOYBOXはぴったりです。

And TOYBOXのおすすめポイント

  • LINEでおもちゃ内容の相談ができる
  • 返却期限なしで、子どもが気に入るまで遊べる
  • おもちゃの交換で新しい刺激を継続的に与えられる
  • 破損・汚れの補償があり、安心して使える

「おもちゃの力を借りて、親子のコミュニケーションをもっと豊かに」
それがAnd TOYBOXの願いです。

あなたの子育てに、少しのゆとりと笑顔を。
知育のプロが選ぶおもちゃで、子どもとの時間をもっと楽しんでみませんか?

▼And TOYBOXの詳細はこちら
おもちゃのサブスク【And TOYBOX】公式サイト

この記事の監修者

And TOYBOX おもちゃコラム 編集部 岩瀬裕紀

おもちゃレンタルサービスAnd TOYBOXを運営する株式会社みのり代表取締役。2017年に当サービスを立ち上げる。そのほかに雑貨やインテリアのオンラインショップAnd MONOと保険調剤薬局を運営する。

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月額3,278(税込)

And TOYBOXは定額制の知育玩具レンタルサービスです。
スタンダードプランは毎月3,278円(税込)で約15,000円、4~6個のおもちゃを定期的に交換することができます。
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