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「ダメ!」を言わずにしつけるには?子どもに伝わるルールの教え方
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POSTED / 2025.09.04

「ダメ!」を言わずにしつけるには?子どもに伝わるルールの教え方

つい「ダメ!」と言ってしまうけれど…その影響、考えたことありますか?

小さな子どもがいたずらや危険な行動をすると、反射的に「ダメ!」と言ってしまいがちです。もちろん危険を避けるために即座に止めることは大切ですが、繰り返し「ダメ!」だけを伝えていると、子どもにはどんな影響があるのでしょうか。

ここでは、「ダメ!」という否定語の多用が子どもの心や行動にどのように影響するのかを見ていきましょう。



「ダメ!」を連発するとどうなる?子どもへの影響

まず前提として、「ダメ!」は危険を知らせたり、いけない行動を止めるために使う必要があります。しかし、そればかりが口癖になってしまうと、子どもに以下のような影響が出る可能性があります。

  • 自己肯定感の低下:「ダメ!」ばかりでは、自分の行動を否定されているように感じてしまい、自信を持ちにくくなります。
  • なぜダメなのか理解できない:理由を説明されないままだと、どうしてその行動がいけないのかがわからず、同じことを繰り返してしまうことも。
  • 親の言葉に慣れてしまう:「またダメって言ってるな」と、聞き流すクセがついてしまう場合もあります。

つまり「ダメ!」は、言葉としては短くて便利ですが、それだけでは伝わらないことも多いのです。

特に0〜3歳の幼児期は、「ルールを理解する力」や「気持ちをコントロールする力」が育つ大切な時期。感情的に「ダメ!」と伝えるよりも、ポジティブに・わかりやすく伝える方法が、子どもにとっても親にとっても効果的なのです。

次の見出しでは、「伝わるしつけ」の基本的な考え方について解説します。



しつけの基本は「伝わる」ことが大切

しつけとは、子どもが社会の中で安心して過ごせるようにルールやマナーを身につけるためのものです。決して「親の言うことに従わせる」ことが目的ではありません。

そのために大切なのが、「子どもに伝わる伝え方」をすること。どれだけ正しいことを言っていても、子どもが理解できなければ意味がないのです。

子どもに伝わるためのポイントを整理すると、以下のようになります。

  • 年齢に合わせた言葉で話す:難しい言葉や抽象的な表現は避け、具体的に伝える
  • 行動の理由を説明する:「どうしていけないのか」「どうすればいいのか」をセットで伝える
  • 感情的にならず、落ち着いた口調で:怒りに任せた伝え方は、逆に伝わらなくなる

例えば、「ソファの上でジャンプしないで!」と言う代わりに、
「ソファでジャンプすると落ちてケガしちゃうよ。ジャンプしたいならマットの上でしようね」と伝えることで、禁止だけでなく代替案も示せます。

こうすることで、子どもはただ怒られたと感じるのではなく、自分の行動を考えるきっかけを得ることができます。

次の見出しでは、具体的に「ダメ!」を使わずに伝えるための工夫を5つ紹介します。



「ダメ!」を言わずに伝える5つの工夫

「ダメ!」という言葉に頼らなくても、子どもにルールを伝える方法はたくさんあります。ここでは、日常生活で実践できる5つの工夫を紹介します。

  • ① ポジティブな言い換えをする
    「走っちゃダメ!」ではなく「歩こうね」と伝えることで、指示が明確になり、否定感が減ります。
  • ② 代替行動を提示する
    例えば、おもちゃを投げた時は「投げないでね」ではなく、「こうやってそっと置こうね」と、してほしい行動を教えてあげましょう。
  • ③ 事前にルールを伝える
    公園やお店に行く前に「今日は静かに遊ぼうね」「順番を守ろうね」と伝えておくと、子どもも安心して行動できます。
  • ④ 選択肢を与える
    「片付けて!」ではなく「ブロックと絵本、どっちから片付けようか?」と聞くと、子どもは自分で決める力も育ちます。
  • ⑤ 共感から始める
    「遊びたい気持ちわかるよ。でも今はご飯の時間だよ」と気持ちを受け止めてから伝えると、子どもも納得しやすくなります。

このような伝え方は、子どもがルールを「守らされる」感覚ではなく、「自分で考えて選ぶ」体験に変わることが特徴です。

続いては、日常で使えるポジティブな声かけの具体例をご紹介します。



ポジティブな声かけの具体例

「ダメ!」の代わりになる声かけには、子どもの行動を促す力や、心を育てる力があります。ここでは日常の場面に合わせたポジティブな声かけ例を紹介します。

シーン NG例 ポジティブな声かけ例
ごはん中に立ち歩く 「立っちゃダメ!」 「座って食べると、こぼさず上手に食べられるよ」
おもちゃを投げる 「投げないの!」 「おもちゃはやさしく使おうね」
お友だちを押す 「押さないで!」 「順番を待てるとカッコいいね」
走って危ない 「走らない!」 「ゆっくり歩こうね、安全だよ」
片付けをしない 「片付けてって言ってるでしょ!」 「一緒にお片付けしようか。どれからにする?」

このようにポジティブな声かけは、子どもを否定せずに伝えることができます。
また、具体的な行動を伝えることで、子どもも理解しやすくなります。

次は、子どもの年齢に応じた伝え方のコツを紹介します。



年齢別に見る伝え方のコツ

子どもの年齢によって、言葉の理解力や感情のコントロール力は大きく異なります。そのため、しつけや声かけも年齢に応じて工夫することが大切です。

0〜1歳:まずは「見守り」と「模倣」

この時期の子どもは、まだ言葉の意味を深く理解できません。
安全を確保しながら、言葉よりも態度で示すことが効果的です。

  • 「危ないよ」よりも、やさしく手を止める
  • 親の行動を見て真似する時期なので、落ち着いた振る舞いが大切

1〜2歳:簡単な言葉で繰り返し伝える

少しずつ言葉がわかるようになり、自分の意思もはっきりしてくる時期です。
短く、わかりやすい言葉を使いましょう。

  • 「やさしくね」「順番ね」などのキーワードを繰り返す
  • 行動の結果を簡単に説明:「痛いよ」「危ないよ」

2〜3歳:理由とルールをセットで伝える

言葉の理解が進み、「なぜ?」という気持ちも育ってきます。
ルールの背景や意味を一緒に伝えることで、納得しやすくなります。

  • 「お友だちが痛い思いをしちゃうから、押さないよ」
  • 感情を代弁しつつ、「どうすればいいか」を一緒に考える

このように、年齢に合わせた伝え方をすることで、子どもの理解と納得感が深まり、「ダメ!」だけに頼らないしつけが可能になります。



しつけに役立つおもちゃの選び方

「ダメ!」を使わずにしつけをするには、日常の中で自然にルールやマナーを学べる環境が重要です。そこで活躍するのが、知育性の高いおもちゃ。

おもちゃは、ただの遊び道具ではありません。子どもが「考える」「順番を待つ」「人と関わる」など、社会性を育てるツールでもあります。

しつけに役立つおもちゃのポイント

  • ごっこ遊び系:ルールや社会的マナーを自然に学べる
  • 順番を守るゲーム系:待つ・譲る・考える習慣が身につく
  • 手先を使う知育玩具:集中力を養い、落ち着いて行動できる力が育つ

たとえば「ままごとセット」は、食事中のマナーや親の真似を通じて学びが広がります。
「パズル」や「積み木」は、手順を考える・崩さず丁寧に扱うという要素が含まれ、自然とルールの大切さに気づけます。

おもちゃ知育玩具のレンタル・サブスクAnd TOYBOX

次の項目では、子育て家庭をサポートするサービス「And TOYBOX」の活用方法についてご紹介します。



「ダメ!」に頼らない子育てをサポートするAnd TOYBOXの活用法

日々の子育ての中で、「ダメ!」と叱るたびに自己嫌悪を感じてしまう…そんなママ・パパも多いのではないでしょうか。子どもとの関わりにゆとりを持ち、より良いしつけをしたいと願う方にこそおすすめなのが、知育玩具のサブスク「And TOYBOX」です。

And TOYBOXでは、保育士が監修した基準に基づいて厳選された知育玩具を、年齢や発達段階に合わせて届けてくれます。親子で遊びながら「考える」「順番を守る」「工夫する」など、社会性や自主性を自然に育む設計になっています。

And TOYBOXの強み

  • 個別プランに対応:家庭ごとの要望や子どもの個性に合わせたおもちゃを提案
  • おもちゃの返却・交換が簡単:興味や発達に合わせて定期的に入れ替えできる
  • 自宅にいながらプロの視点が届く:子どもの「今」に合った知育体験が可能

忙しい毎日の中でも、質の高い遊びを通じてしつけやルールを教えたいという親御さんにとって、And TOYBOXは心強い味方となるサービスです。

「ダメ!」に頼らず、楽しく学ぶ子育てを始めたい方は、ぜひ以下のページから詳細をご覧ください。

And TOYBOXの詳細を見る

この記事の監修者

And TOYBOX おもちゃコラム 編集部 岩瀬裕紀

おもちゃレンタルサービスAnd TOYBOXを運営する株式会社みのり代表取締役。2017年に当サービスを立ち上げる。そのほかに雑貨やインテリアのオンラインショップAnd MONOと保険調剤薬局を運営する。

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