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POSTED / 2025.08.18
室内でも注意!乳幼児の転倒・転落事故を防ぐ家庭内安全チェックリスト
目次
赤ちゃんに多い転倒・転落事故の実態とは?
「目を離したすきに転んでいた…」「ソファから落ちてヒヤッとした…」
そんな経験はありませんか?
実は、乳幼児期の家庭内事故で最も多いのが「転倒・転落」です。
ここでは、赤ちゃんに起こりやすい事故の種類とその背景を解説します。
乳幼児の事故の約半数は「家庭内」で発生
消費者庁の調査によると、6歳未満の子どもの事故の多くが自宅内で起きており、その中でも転倒・転落は上位に位置しています。
特にハイハイやつかまり立ちを始める生後6か月〜2歳は、動きが活発になる一方でバランス感覚が未熟なため、事故のリスクが急増します。
転倒・転落はどこで起きやすい?
- ベッド・ソファからの落下
- 階段や段差からの転落
- すべりやすい床での転倒
- イスや棚に登っての転落
「まさかこんな場所で?」と思うような場所でも事故は起こります。
大きなケガにつながることも
転倒・転落によるケガは、打撲・出血・骨折・脳への衝撃など重大なものになることも。
だからこそ、未然に防ぐための家庭内の環境づくりが非常に重要です。
次の章では、リビングやキッチンなど身近な場所での危険ポイントと対策を紹介します。
リビング・キッチンの危険ポイントと対策
赤ちゃんが最も長く過ごすリビング・ダイニング・キッチン。
一見安全に見えても、転倒・転落事故のリスクが多く潜んでいます。
ここでは、リビングとキッチン周辺の事故を防ぐために、今すぐできるチェックポイントと対策をご紹介します。
リビングの安全対策
- テーブルの角や家具の角にはコーナーガードを取り付ける
- ラグやマットのめくれに注意し、滑り止めを活用
- ソファや低い棚の上に登らないよう配置や高さに配慮
- おもちゃは使わない時すぐ片付けて足元を安全に
特に頭を打ちやすい高さの家具はしっかりガードを。
キッチンは立ち入り禁止が基本
キッチンには刃物・火・熱い鍋・調味料など危険がいっぱい。
- ベビーゲートでキッチン全体をブロック
- 床がすべりやすい場合はマットで転倒防止
- 冷蔵庫や食器棚の扉にロックを設置
調理中は赤ちゃんの行動範囲を限定するのが事故防止のコツです。
次は、寝室やベビーベッドまわりで起こりやすい事故とその予防策を紹介します。
寝室・ベビーベッドまわりの安全チェック
赤ちゃんの睡眠中やお世話をする時間が多い寝室も、転落事故の起きやすい場所です。
安心して眠れる空間にするためには、ベッドや周辺環境の見直しが必要です。
ベビーベッドの安全対策
- ベッドの柵は必ずしっかり閉じる
- 床板の高さは月齢に応じて下げる(つかまり立ちが始まる前に)
- ぬいぐるみや枕は窒息のリスクがあるため控えめに
- ベッドの周囲に転落時のクッション材を敷くのも効果的
ベビーベッドの下に収納ケースなどを置かないことで、落下時の衝撃も和らげます。
大人のベッドでの添い寝の注意点
添い寝をする場合は、ベッドからの転落やすき間への挟まりに注意が必要です。
- ベッドガードやサイドクッションを設置
- 枕や掛け布団で顔が覆われないようにする
- 転落の危険がある場合は布団で寝る方が安全
ベッドは便利ですが、十分な安全対策が必要です。
次は、転落事故が特に多い階段・玄関・窓まわりの対策について詳しく解説します。
階段・玄関・窓まわりの転落防止策
家庭内でも高さのある場所=転落リスクが高いゾーンです。
特に階段・玄関・窓まわりは、ちょっとした油断で重大な事故につながることも。
ここでは、それぞれの場所ごとに安全対策のポイントをまとめました。
階段は「上下両方」へのゲート設置が基本
階段からの転落事故は、乳幼児期の大けがの代表例です。
- ベビーゲートは上り口・下り口の両方に設置
- 柵の開閉ロックがしっかりしているタイプを選ぶ
- 階段におもちゃや荷物を置かない
抱っこ中の転倒にも注意が必要です。
玄関まわりの安全チェック
玄関は段差やたたき(靴を脱ぐスペース)があるため、転落しやすい場所です。
- 玄関とリビングの間にゲートやドアを設置
- すべりやすい床材はマットを敷いて転倒防止
靴や傘など滑りやすい物が落ちていないかも日々チェックしましょう。
窓・ベランダの転落対策
- 窓際に登れる家具を置かない
- 網戸・窓ストッパーで開閉を制限
- ベランダの鍵はチャイルドロック付きに
窓からの転落事故は命に関わる重大事故です。日ごろから「登らせない・開けさせない」環境をつくりましょう。
次は、家具の配置を工夫して事故を未然に防ぐ方法を紹介します。
家具・インテリアの配置で防げる事故とは?
赤ちゃんが安全に過ごすためには、家具やインテリアの配置も大切な要素です。
ちょっとした配置の工夫で、登る・ぶつかる・倒れるといった事故を防ぐことができます。
登りたくなる家具は配置場所に注意
赤ちゃんは好奇心いっぱいで、高いところに手を伸ばしたがります。
- 棚・イス・ボックスなど足場になりそうな物は窓際やテレビ近くに置かない
- テレビ台は高さの低いタイプを選び、固定する
- テレビは壁掛けにするとさらに安全
転倒しやすい家具は「固定」が鉄則
地震や赤ちゃんの動きで倒れやすい家具は、必ず壁や床に固定しましょう。
- 突っ張り棒や耐震マットで家具のぐらつきを防止
- 引き出しが簡単に開かないようチャイルドロックを設置
インテリアで安全性と遊びやすさを両立
部屋の中に柔らかい素材のプレイマットを敷いたり、ぶつかっても安心なコーナーガードを設置することで、安心して遊べる環境が整います。
子ども目線で「登らない・ぶつからない・倒れない」環境を意識して整えることがポイントです。
次は、成長段階ごとの安全対策と便利な育児グッズをご紹介します。
月齢別の注意ポイントと安全グッズの活用
赤ちゃんは月齢によってできることが変わり、それに応じて事故のリスクや対策も変化します。
ここでは、成長段階ごとの注意点と、安全をサポートしてくれる育児グッズを紹介します。
生後6か月まで:寝返り&手伸ばし期
- ベッド・ソファからの転落注意
- おむつ替え中の油断が危険
おすすめグッズ:
- 転落防止ベッドガード
- おむつ替えマット(滑り止め付き)
生後7~11か月:ハイハイ&つかまり立ち期
- テーブル角・家具の縁への接触に注意
- 棚に登ろうとする動きが増える
おすすめグッズ:
- コーナーガード・すき間パッド
- 家具の固定器具
1歳~2歳:歩き始め&好奇心爆発期
- 階段・窓・玄関からの転落が最も多い時期
- イスや棚に登る行動が顕著に
おすすめグッズ:
- ベビーゲート
- 窓ロック・ドアロック
成長に合わせて安全グッズを柔軟に入れ替えることがポイントです。
次は、安心して赤ちゃんが遊べる環境をつくる工夫と、And TOYBOXの活用方法をご紹介します。
安心して遊べる環境づくりとAnd TOYBOXの活用法
赤ちゃんが安心して自由に遊べる空間は、事故の予防だけでなく健やかな成長の土台にもなります。
ここでは、安全と知育を両立できる遊び環境のつくり方と、And TOYBOXの活用法をご紹介します。
遊びスペースは「見守りやすさ」がカギ
- 視界の開けたリビングに遊びスペースを設置
- 柔らかいマットやジョイントマットで転倒時の衝撃を吸収
- おもちゃは収納ボックスで片付けやすく
家事をしながらでも目が届く配置にすることで、事故防止と見守りの両立が可能です。
And TOYBOXなら安全性も知育も安心
And TOYBOXでは、保育士監修のもと選ばれた0〜3歳向けの知育玩具を、年齢や発達段階に合わせてレンタルできます。

お届けされるおもちゃは衛生管理・安全性も徹底されており、安心して遊ばせることができます。
さらに、成長に合わせて毎回異なるおもちゃを楽しめるのも魅力です。
安全な環境で、楽しく・知的に遊びたいご家庭には、ぜひAnd TOYBOXをご活用いただきたいです。
この記事の監修者

And TOYBOX おもちゃコラム 編集部 岩瀬裕紀
おもちゃレンタルサービスAnd TOYBOXを運営する株式会社みのり代表取締役。2017年に当サービスを立ち上げる。そのほかに雑貨やインテリアのオンラインショップAnd MONOと保険調剤薬局を運営する。
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