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POSTED / 2025.08.07
「読み聞かせ」は何歳まで効果的?絵本から本へのステップと心の成長
目次
読み聞かせが子どもに与える3つの効果
「絵本の読み聞かせって、ただのお話タイム?」
そんなことはありません。絵本の読み聞かせは、言葉・感情・親子の絆を育てる、非常に大切な時間です。
特に0~3歳の時期は、言語能力や社会性が育ち始める大切な土台づくりの時期。
このタイミングでの読み聞かせには、想像以上の効果があるのです。
1. 語彙力・言語理解が自然と身につく
絵本の中には、日常会話では使われにくい言葉や表現がたくさん出てきます。
たとえば「ふわふわ」「ざわざわ」などの擬音語・擬態語や、「もしも~だったら」といった仮定の表現も豊富です。
こうした言葉に触れることで、子どもの語彙力や文法理解が自然に育っていきます。
2. 想像力・感情理解が豊かになる
絵本には冒険・悲しみ・喜び・驚きなど、さまざまな感情が描かれています。
これを親の声で聞くことで、自分以外の感情に気づいたり、自分の気持ちを言葉にする力が育っていきます。
「この子、さびしかったんだね」「うれしかったのかな?」といったやりとりも、心の成長につながります。
3. 親子の信頼関係が深まる
読み聞かせは、親子が同じ時間と物語を共有する大切な時間です。
ひざの上でぬくもりを感じながら、安心して話を聞く経験は、子どもの情緒安定にもつながります。
毎日決まった時間に絵本を読むことで、「今日はどんなお話かな?」という期待感も育ちます。
「読み聞かせ」は、子どもの成長を支える土台
言葉を覚える、感情を理解する、人と心を通わせる——
そのすべてのスタートが、絵本の読み聞かせには詰まっています。
次章では、「いつまで読み聞かせを続けるべきか?」について詳しくご紹介します。
読み聞かせはいつまで続けるべき?
「もう字が読めるし、自分で読ませてもいいかな?」
そう考えるママ・パパも多いかもしれません。
でも実は、読み聞かせに「終わりの年齢」はありません。
読み聞かせには、年齢が上がっても得られる大きな効果があるのです。
3歳を過ぎても、読み聞かせは有効
3歳以降になると、絵本のストーリーをより深く理解できるようになり、物語を楽しむ力が伸びる時期になります。
この時期の読み聞かせには、次のようなメリットがあります:
- ストーリーの構成を理解する力がつく
- 登場人物の気持ちに共感する力が育つ
- 想像の世界で自由に遊ぶ経験ができる
絵本を読んで「どう思った?」と声をかけることで、自分の感情を言葉で表現する力も育ちます。
小学生になっても続けると良い理由
小学校に入って「自分で読める」ようになっても、読み聞かせの価値は十分にあります。
特に低学年のうちは、次のような力を育てるために役立ちます:
- 集中して聞く力(聴く力)
- 長い文章を理解する力
- 語り手とのつながりを感じる力
読み聞かせを「親子の会話のきっかけ」にすることで、読書の楽しさがもっと広がります。
読み聞かせに「卒業」はいらない
「もう自分で読めるからやめる」ではなく、
「読み聞かせも続けながら、自分でも読む」というスタイルがおすすめです。
次は、絵本から活字の本へ移るタイミングと、子どもへの関わり方についてご紹介します。
活字の本への移行はいつ?そのサインと関わり方
「そろそろ活字の本を読ませた方がいいのかな?」
そんな疑問を持つママ・パパへ。
絵本から活字の本への移行には、年齢よりも「興味」と「理解力」を重視するのがポイントです。
ここでは、活字の本に親しみ始めるタイミングと、親ができるサポートをご紹介します。
活字の本への移行タイミングのサイン
子どもにこんな様子が見られたら、活字への移行を始めるサインかもしれません:
- 絵が少なくても、話の内容に集中できる
- 物語を聞いた後、続きがどうなるかを気にする
- 「自分で読んでみたい」と興味を示す
特に就学前後(5~7歳)は、短い文章で構成された読み物にチャレンジしやすい時期です。
移行におすすめの本の選び方
いきなり漢字や長文の多い本に進むと、読む意欲が下がることも。
まずはルビ付き(ふりがな)の絵本や、1ページに数行の児童書などがおすすめです。
例:
- イラスト入りの児童文学シリーズ
- 会話文が多く、テンポよく読めるもの
- 好きなキャラクターが登場する読み物
親の関わり方で「本好き」が育つ
活字本への移行期は、親の声かけが大きな支えになります。
- 「一緒に読もうか?」と声をかける
- 1章ごとに区切って読み聞かせて、途中から自分で読むスタイルも◎
- 「おもしろかった?」「どの場面が好きだった?」と感想を共有する
読むことが楽しい・心地いいと感じられるように関わることで、自然と読書習慣が身につきます。
焦らず「読みたい気持ち」を育てる
活字に進むタイミングは子どもによってさまざま。
大切なのは、無理に移行させず、興味を育てながら自然に進めることです。
次の章では、子どもの「読みたい!」気持ちを引き出す工夫を紹介します。
子どもの「読みたい!」を引き出す工夫
読書を好きになるかどうかは、「読みなさい」よりも「読みたい!」と思える経験があるかどうかにかかっています。
ここでは、子どもの興味を引き出し、読書を楽しむきっかけづくりのコツをご紹介します。
本を「選ぶ」楽しさを体験させる
子どもにとって、「自分で選ぶ」ことは大きなモチベーションになります。
- 図書館や本屋さんに一緒に行く
- 好きなジャンルやキャラクターのコーナーに誘導する
- 本の表紙を見ながら「どれが面白そう?」と問いかける
自分で選んだ本は、「最後まで読みたい」「大切にしたい」という気持ちにつながります。
シリーズ絵本・児童書を活用する
続きが気になる物語や、馴染みのあるキャラクターが登場するシリーズ本は、読書習慣の入り口にぴったりです。
「続きも読んでみたい!」というワクワク感が、自然な読書体験を後押しします。
読んだ本を「作品」として扱う
読み終わった本を一緒に並べたり、感想を話し合うだけでも、「本って楽しい!」という気持ちが育ちます。
- 本棚に「お気に入りコーナー」を作る
- 読み終えた本にシールを貼って「読書記録」をつける
- 絵本のキャラを描いたり、まねっこごっこで遊ぶ
読んだあとのアクションがあると、物語の世界がさらに広がります。
「読まなきゃ」ではなく「読んでみたい!」へ
読書は、「しつけ」や「義務」にしてしまうと逆効果。
心から楽しめる読書体験を積み重ねていくことで、本との心地よい関係が育まれます。
次章では、読み聞かせの効果を最大限に引き出す「環境づくり」の工夫をご紹介します。
読み聞かせを支える環境と習慣
読み聞かせをより充実させるためには、毎日の中で「読み聞かせをする流れ」を自然に作ることが大切です。
特別なことをしなくても、ちょっとした工夫で子どもの読書習慣が定着します。
読み聞かせにおすすめのタイミング
子どもが落ち着いて話を聞ける時間を見つけて、読み聞かせの「習慣化」を目指しましょう。
- 寝る前:リラックスして話に集中しやすい
- おやつの後:満足感のある時間で吸収しやすい
- お昼寝後:目覚めたあとに静かな時間を過ごせる
大事なのは、「毎日○時に読む」と決めすぎないこと。
子どもの気持ちや体調に合わせて柔軟に取り入れると、長続きしやすくなります。
お気に入りの読書スペースをつくる
子どもが「ここで読みたい」と思える空間をつくると、絵本への興味がさらに高まります。
たとえば:
- クッションやぬいぐるみを置いた「読書コーナー」
- お気に入りの本を並べられる低い本棚
- 間接照明で落ち着いた雰囲気に
読み聞かせのたびに「特別な時間だな」と感じられる空間は、子どもの心を読書モードに切り替えるスイッチになります。
読み手もリラックスを大切に
「うまく読まなきゃ」「ちゃんと聞いてくれるかな」と気にしすぎる必要はありません。
笑ったり驚いたりしながら、親自身も楽しむことで、読み聞かせはもっと心地よくなります。
「いつもの場所・いつもの時間」が子どもに安心感を与える
決まったスタイルがあることで、子どもは「読み聞かせが大好きな習慣」になります。
それが、読書習慣の基礎をつくってくれるのです。
次章では、そんな絵本時間や言葉の発達を応援する「And TOYBOX」のサービスをご紹介します。
読み聞かせの効果を引き出すAnd TOYBOXの知育サービス
「子どもに良い絵本や知育おもちゃを与えたいけど、何を選べばいいの?」
そんなお悩みに応えてくれるのが、知育玩具のサブスクサービス「And TOYBOX」です。
And TOYBOXでは、保育士監修の視点をもとに、発達段階に合ったおもちゃを専門プランナーが個別にセレクト。
遊びながら言葉・感情・想像力を豊かに育てることができます。
「ことば」に触れる遊びを取り入れた知育玩具
読み聞かせと相性の良いおもちゃとして、ストーリー性のあるごっこ遊びセットや、言葉の模倣が楽しめるおもちゃが多数用意されています。
これらのおもちゃは、絵本で得た言葉を「使う」体験へと発展させることができます。
親子での関わり方も丁寧にサポート
おもちゃには、保育士監修の遊び方ガイドが同封されており、
「どんな言葉がけをすればいい?」「どう遊ぶと成長につながる?」といった悩みもフォローしてくれます。
子どもの成長に合ったものだけが届く
And TOYBOXは、お子さまの成長や関心に合わせて毎回内容がカスタマイズされるのが特長。
たとえば:
- 言葉に興味が出てきたら、表現力を伸ばす遊びを
- 絵本に集中できるようになったら、ストーリー性のある玩具を
まさに「今のうちの子」にぴったりな内容で届くのが魅力です。
遊びと読み聞かせの相乗効果で、ことばの力を育てよう
絵本の世界で吸収した言葉や想像力を、遊びの中で発揮する——
そんな体験を、And TOYBOXが自然に後押ししてくれます。

絵本の時間をもっと豊かにしたいママ・パパは、ぜひAnd TOYBOXのサービスをチェックしてみてください。
この記事の監修者

And TOYBOX おもちゃコラム 編集部 岩瀬裕紀
おもちゃレンタルサービスAnd TOYBOXを運営する株式会社みのり代表取締役。2017年に当サービスを立ち上げる。そのほかに雑貨やインテリアのオンラインショップAnd MONOと保険調剤薬局を運営する。
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月額3,278(税込)
And TOYBOXは定額制の知育玩具レンタルサービスです。
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