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乳幼児の誤飲事故を防ぐには?家庭でできる安全対策と万一の対処法
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POSTED / 2025.08.11

乳幼児の誤飲事故を防ぐには?家庭でできる安全対策と万一の対処法

「ちょっと目を離したすきに…」
乳幼児期に最も多い家庭内事故のひとつが「誤飲(ごいん)」です。
特に0~3歳の子どもは何でも口に入れてしまう時期。身近な小物が思わぬ事故につながることもあります。

本記事では、誤飲事故の原因や対策、もしもの時の対処法まで、子どもを守るための大切な知識を解説します。
まずは、なぜ乳幼児に誤飲が多いのか、その理由を知っておきましょう。

▼この記事でわかること

・乳幼児が誤飲しやすい理由と行動特性
・家庭にある誤飲リスクの高いもの
・誤飲事故を防ぐための環境づくり
・万が一のときの正しい対処法
・誤飲防止にもつながるおもちゃ選びのポイント



乳幼児の誤飲事故が多い理由とは?

乳幼児が誤飲しやすい最大の理由は、「何でも口に入れて確認する」時期だからです。
これは本能的な行動であり、成長過程の一部でもあります。

特に生後6か月~2歳頃は「口で確かめる行動」が活発になる時期。
視覚や触覚だけでは不十分で、物の大きさ・質感・味・温度を口で学ぼうとします。

誤飲が起こる主な要因

  • ハイハイや歩行が始まり、手の届く範囲が広がる
  • 小さな物への興味が強く、つまんで口に入れる動きが上達する
  • 親の真似をしたがる(薬やタバコなども「大人のまね」で口にする)
  • 発語前で「これ食べてもいい?」と聞けない

つまり、誤飲は「好奇心+行動力」が急激に高まる時期に起きやすい事故なのです。

完全に止めることは難しいからこそ、周囲の大人が環境を整えることが何よりの予防策となります。

次は「誤飲しやすい身近なものリスト」を紹介します。

誤飲しやすい身近なものリスト

誤飲事故は、特別なものではなく「家の中にある身近なもの」で起きることがほとんどです。
ここでは、特に注意したい誤飲リスクの高いアイテムをカテゴリー別にご紹介します。

カテゴリ 具体的なもの
家庭用品 ボタン電池、薬、タバコ、除湿剤、洗剤カプセル
小物・文具 クリップ、ボタン、画びょう、消しゴム、ビーズ
食べ物 飴、ナッツ、枝豆、こんにゃくゼリー、ピーナッツ
おもちゃ・パーツ ブロックの小さなパーツ、マグネット、シール
その他 ペットフード、鍵、コイン、アクセサリー

「こんなものまで?」と思うような物でも、子どもにとっては興味の対象。
しかも、手のひらに収まるサイズ(直径4cm以下・長さ5cm以下)は、誤飲の危険が高いとされています。

特にボタン電池や洗剤カプセルなどは、飲み込むと命に関わる重大事故になりかねません。
普段から「子どもの目線」で家の中を見直す習慣を持つことが大切です。

次は「家庭でできる誤飲事故防止の環境づくり」について解説します。

家庭でできる誤飲事故防止の環境づくり

誤飲事故を防ぐ最大のポイントは、「子どもの手の届く範囲から危険なものをなくすこと」です。
完璧を目指す必要はありませんが、いくつかの基本的な対策を実践するだけで大きなリスク軽減につながります。

家庭でできる安全対策の基本

  • 小さなものは床に置かない:ボタンやビーズなどはすぐに片づける
  • 高い位置に収納:薬や電池などは子どもの目と手が届かない場所へ
  • ロック付き収納を活用:引き出しや棚にはチャイルドロックを
  • 使用後は即片付ける習慣:文房具や工具類などは出しっぱなしにしない
  • 定期的におもちゃを見直す:壊れてパーツが外れたおもちゃは廃棄を検討

特に0~1歳の赤ちゃんは、ハイハイ・つかまり立ちで自由に動けるようになる時期。
この段階で安全対策を強化しておくと、その後のリスクも大きく減らせます。

また、「ゾーン分け」も有効です。
・赤ちゃんが過ごすエリア(安全)
・大人だけが使うエリア(注意)
と、空間の役割を分けることで、管理がしやすくなります。

子どもの成長に合わせて、環境も柔軟に変えていく意識を持つことが大切です。

次は「年齢別!見守りのポイントと注意すべき時期」についてご紹介します。

年齢別!見守りのポイントと注意すべき時期

乳幼児期は成長スピードが早く、「昨日までできなかったこと」が急にできるようになります。
そのため、年齢や発達段階に応じた見守りの工夫が必要です。

以下は年齢別の主な注意点と見守りポイントです。

年齢 行動の特徴 誤飲予防のポイント
0〜6か月 寝返り・手を口に入れる 布団まわりに小物を置かない
7か月〜1歳 ハイハイ・おすわり・物をつかむ 床に小さな物を置かない
手の届く範囲をこまめに確認
1〜2歳 歩く・引き出しを開ける ロック付き収納の活用
親の真似による誤飲に注意
2〜3歳 好奇心旺盛・探索行動が増加 話して聞かせる工夫を取り入れる
誤飲の危険を理解させる

特に1歳前後から2歳にかけては、手の器用さ・移動範囲・興味の範囲が急激に広がります。
その分リスクも増えるので、常に「次にできそうな行動」を想定して見守る意識が重要です。

「見ているつもり」では不十分。
手の届く範囲、目線の高さでの危険確認を習慣にしましょう。

次は「もし飲み込んでしまったら?正しい応急対応」について解説します。

もし飲み込んでしまったら?正しい応急対応

万が一、赤ちゃんが誤って物を飲み込んでしまった場合、何をすればいいのでしょうか?
慌てず、状況に応じた正しい対応が命を守るカギになります。

まずは、次のポイントを確認してください。

  • 意識があるか?(ぐったりしていないか、反応はあるか)
  • 呼吸ができているか?(咳が出ている、声が出ているか)
  • 飲み込んだものが何か明確か?(大きさ・種類・材質など)

以下に状況別の対処法をまとめました。

状況 対応
呼吸ができている(咳・泣いている) すぐに吐き出させようとせず、落ち着いて様子を見る。
病院に相談し指示を仰ぐ
呼吸が苦しそう、無反応 119番通報。
必要に応じて背部叩打法・心肺蘇生法を実施(乳児向け)
ボタン電池・磁石・洗剤カプセルなど 無症状でも直ちに医療機関へ!
体内で深刻な損傷を起こす可能性あり

自己判断で吐かせたり、無理に口に手を入れたりするのは危険です。
かえって喉に詰まらせたり、口内を傷つけたりするリスクがあります。

また、受診の際には「飲み込んだ可能性のある物」をできるだけ持参しましょう。
(残りのパーツやパッケージなど)

誤飲事故はいつ起きてもおかしくないからこそ、事前に対応を知っておくことが何よりの備えになります。

次は「誤飲防止にも役立つ知育玩具の選び方」を紹介します。

誤飲防止にも役立つ知育玩具の選び方

知育玩具は子どもの発達を促す一方で、誤飲リスクがあるものもあります。
そのため、「誤飲しにくい安全なおもちゃ」を選ぶことがとても重要です。

おもちゃ選びのポイントは以下の通りです。

  • 誤飲防止サイズを満たしているか:小さなパーツがない、または外れにくい構造かを確認
  • 対象年齢が適切か:子どもの発達段階に合ったおもちゃかを確認
  • 安全基準に適合しているか:STマークやCEマークなど、安全性が保証されているか
  • 壊れにくく丈夫な作りか:使っているうちにパーツが取れるような作りでないか

知育玩具を選ぶ際は、「安全性」と「発達への効果」の両立がポイントです。
例えば、
・大きめの積み木
・布製の音が出るおもちゃ
・指先遊びができるボード型玩具
などは、誤飲の心配が少なく、かつ発達にも効果的です。

ただし、子どもの成長に合わせて適切なおもちゃは変わっていきます。
「今の発達に合っているか」をこまめに見直すことも大切です。

そんなときに便利なのが、安全で月齢に合ったおもちゃを届けてくれるサブスクサービス。
次で詳しくご紹介します。

次は「安心して遊べる環境を作るならAnd TOYBOX」を解説します。

安心して遊べる環境を作るならAnd TOYBOX

誤飲事故を防ぎながら、発達に合ったおもちゃで遊ばせたい――。
そんなご家庭にぴったりなのが、知育玩具のレンタルサービス「And TOYBOX」です。

And TOYBOXは、保育士監修のもと、安全性と知育効果の両面からおもちゃを選定
月齢や発達に応じたおもちゃを、無理なく家庭で取り入れることができます。

And TOYBOXの安心ポイント

  • 小さなパーツの誤飲リスクを考慮した玩具のみを提供
  • 衛生面も徹底管理、安心して遊べる
  • LINEでおもちゃの希望を伝えられる:家庭の状況に合わせてカスタマイズ可能
  • 成長に合わせた入れ替えで、常にちょうどいい玩具が届く

おもちゃ知育玩具のレンタル・サブスクAnd TOYBOX

「どんなおもちゃが今の子どもに安全で最適なのか…」と悩んでいる方は、ぜひ一度チェックしてみてください。
誤飲リスクを最小限に抑えながら、安心して知育ができる環境づくりをサポートしてくれます。

▼誤飲が心配な時期こそ、安心できる知育を
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この記事の監修者

And TOYBOX おもちゃコラム 編集部 岩瀬裕紀

おもちゃレンタルサービスAnd TOYBOXを運営する株式会社みのり代表取締役。2017年に当サービスを立ち上げる。そのほかに雑貨やインテリアのオンラインショップAnd MONOと保険調剤薬局を運営する。

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