おもちゃ・知育玩具のサブスク・定額レンタル And TOYBOX(アンドトイボックス)

STAFF BLOGスタッフブログ

歩行器は何ヶ月から?メリット・デメリットから使用時の注意点まで総まとめ
おもちゃレンタルのサブスク And TOYBOXトップ > ブログ > 子育て情報 > 歩行器は何ヶ月から?メリット・デメリットから使用時の注意点まで総まとめ

子育て情報 POSTED / 2022.05.17

歩行器は何ヶ月から?メリット・デメリットから使用時の注意点まで総まとめ

「歩行器」はいつから使えるものなのでしょうか?赤ちゃんが成長してきて、そろそろ歩行器を導入した方がよいのかと悩まれる方も多いはず。 子どもの頃に自分も使っていたという人も多いかと思いますが、最近ではよくないという噂も耳にします。そこでこの記事では、歩行器を使う時期やメリット・デメリット、使うときのポイントをまとめてご紹介していきます。
はじめにお伝えすると、歩行器の導入にはデメリットもあるものの、もちろんメリットも多く、使い方に注意すれば歩行器の使用は問題ありません。この記事が歩行器を検討中の方、導入を迷われている方の参考になれば嬉しいです。

 

▼この記事でわかること

 

●歩行器は、【生後7〜8か月頃】から使用できるとされていることがほとんどで、卒業は【15か月頃】が多いと言われている ※あくまで目安
●歩行器を使うメリット①自分の意志で、自分の力で行きたいところまでたどり着ける分、楽しさや喜び、達成感、好奇心が満たされる
●歩行器を使うメリット②歩行器で1人遊びをする時間が増えると、すぐ側にいてあげられなくても、目の届くところで家事を済ませられる
●歩行器の使用にはデメリットもある(事故のリスク・体の発達に悪影響・歩く時期が遅くなる)
●歩行器を使う時は十分な注意が必要(注意点➀場所②時間③見守り)
●歩行器を選ぶ際は【転倒防止機能・高さ調節・折りたたみ】という3つをチェック
●「手押し車」や「ジャンパー(ジャンパルー)」を歩行器の代わりとして取り入れるのもおすすめ!



おもちゃ知育玩具のレンタル・サブスクAnd TOYBOX



赤ちゃんの歩行器は何ヶ月から何ヶ月まで?

歩行器を使い始める時期は、月齢よりも「子どもの成長度合い」をもとに決めるのが大切です。少なくとも、腰がしっかりすわって、自力でお座りができるようになってから取り入れましょう。というのも、まだ腰がすわっていないうちから使用すると、背骨に負担がかかってしまう・歩行器に頼って歩くことで筋力の発達の妨げになるというリスクがあるからです。
あくまで目安ではありますが、月齢では【生後7〜8か月頃】から使用できるとされていることがほとんどで、卒業は【15か月頃】が多いと言われています。ハイハイやつかまり立ちができるようになると自然に乗らなくなる、という先輩ママの意見も多数あります。
歩行器を使い始める時期は、何より「子どもの成長度合い(発達)」に合わせてしっかり見極め、判断することが大切です。




赤ちゃんの歩行器のメリット

まずは、歩行器の「メリット」について、“赤ちゃんにとってのメリット”と“お世話をする大人にとってのメリット”に分けてご紹介していきます。
一般的に歩行器は、「歩行の練習」というイメージが強いかと思いますが、それよりも「遊具の1つ」と捉えてみるといいかもしれません。それでは、具体的なメリットを見ていきましょう。


メリット➀赤ちゃんにとって

自分の力だけでは歩けない赤ちゃんにとって歩行器はとても役立つアイテムです。今までハイハイしかできていなかった子どもを歩行器に乗せると、赤ちゃんの視点が高くなることで、いつもと違う景色を味わえたり、これまで見えなかったいろいろなものが見えたり、興味を惹くものが増えたりと、高い視線で移動をすることへの楽しさが芽生えます。
また、歩行器を使用する前は自由に身動きが取れず行動範囲の狭かった赤ちゃんが、自分の意志で、自分の力で行きたいところまでたどり着けることは、楽しさや喜び、達成感を感じられるいい機会となるに違いありません。加えて、圧倒的に行動範囲が広がるので、赤ちゃんの好奇心にいい刺激を与えられるという点もメリットとして挙げられます。


メリット②世話する大人にとって

歩行器を使用することでの子どものメリットはご説明した通り!視界が変わりいろんなことに楽しみや興味を持つ子どもは、歩行器に乗っている間機嫌がよくなり、1人遊びをすることが増える傾向にあります。おもちゃがついているタイプの歩行器はなおさら、おもちゃに集中して遊んでくれるようになるでしょう。
歩行器を検討する時期は、同時に赤ちゃんが活発に動けるようになってきたということ。その分、目が離せなくなることもあるかもしれません。しかし、歩行器で1人遊びをする時間が増えると、その隙に洗濯ものや料理などの家事を済ませられます。すぐ側にいてあげられなくても、目の届くところで1人遊びをしてくれますし、床に落ちているものを拾って口に入れてしまう危険性もなく安心です。




赤ちゃんの歩行器のデメリット

使用するのが小さな子どもというだけあって、歩行器の検討・導入にあたって「デメリット」もしっかり把握しておきたいところです。そこで以下では、歩行器のデメリットについてご説明していきます。

事故のリスクがある

体の発達に悪影響

歩く時期が遅くなる

上記の3点について、1つずつ詳しく見ていきます。

おもちゃ知育玩具のレンタル・サブスクAnd TOYBOX

デメリット➀事故のリスクがある

子どもが自由に移動できるのは歩行器のいいところですが、裏を返せば「どこへでも行ける」ということ。段差や傾斜で歩行器ごと転倒する可能性もあり、これまでには階段から落ちたという例もあります。
また、大人が目を離してしまった場合、ストーブでやけどしたり、普段なら触れさせない洗剤や電池、はさみなどを手に取ってしまったりと、思わぬ怪我や事故を招くこともあります。そうした事故のリスクから避けるためにも、カナダでは販売禁止、アメリカでも小児科学会が販売禁止を勧告している事実もあります。
歩行器を使用する場所に段差などの危険な場所がないかの確認と対策、家事をしているときも、事故防止のために必ず親御様の目の届く範囲で遊んでもらうなど、しっかり対策を行いましょう。


デメリット②体の発達に悪影響

歩行器のデメリットとして挙げられるのは、身体の発達への影響です。歩行器に頼ってしまうことで、下半身の筋肉が育ちにくくなるという懸念があります。赤ちゃんの頃の行動手段として行うハイハイは、手足や体幹を使いバランスよく身体を使うことで筋肉をうまくつけていくことができますが、ハイハイの機会が減ると体幹を鍛えるチャンスも減ってしまいます。
また、実際の歩行の際にはかかと含め足裏全体を使って歩きますが、歩行器ではつま先で歩く癖がついてしまうことも。加えて、足の向きが固定されたままつま先で床を蹴って移動することで、股関節に負担がかかりやすい・脱臼しやすいという意見もあります。
そうしたリスクを避けるためにも、自分の力で動くハイハイなどは引き続き行いつつ、歩行器の長時間使用を控えるように注意しながら活用するとよいでしょう。


デメリット③歩く時期が遅くなる

歩行器に慣れると、ついつい頼ってしまい、自力で歩くようになるのが遅くなる場合があると言われています。赤ちゃんの頃は、ハイハイによって歩行に必要な筋肉が発達し、バランスをとれるようになります。また、手の届かない場所のものが見たい・触りたいという好奇心や欲求から、ハイハイはもちろん、つかまり立ちや伝い歩きを始め、それが結果的に歩くことにつながっていきます。
その点、歩行器によってそうした行動が減ってしまうと、必要な筋肉がつきにくく、バランスが取りにくくなるということです。そうすると、自分の力で歩けるようになる時期が遅れてしまう・歩き始めても転んだ時にとっさに手が出せない、というデメリットにつながります。




歩行器を使うときの注意点

歩行器の使用にデメリットがあるのは事実ですが、ポイントを守って使えば問題ありませんし、むしろ便利に活用することができます。冒頭で述べた「腰がしっかりすわってから」ということは大前提として、そのほかに注意すべき点をまとめてみました。
【場所・時間・見守り】の3つの面についてそれぞれご紹介していきます。


注意点➀場所

怪我や事故のリスクを避けるための対策として、2階や3階などの上の階では使わないこと、また、子どもが行動できる範囲・手の届くところにストーブやアイロン、その他危険なものを置かないことが挙げられます。歩行器でスピードが出ると、家具にぶつかったり、その衝撃で上から物が落ちてきたりする思わぬ危険も潜んでいますから、意外にも、家具や棚の上など、目線を上げた場所の対策も大切です。
そのほか、部屋の中にある段差や傾斜、高い段差のある構造のお部屋では使わないなど、とにかく少しでも危険だと考えられる場所での使用は控えるようにしましょう。家の構造上どうしても難しい場合には、「ベビーフェンス」などでしっかり対策を行うことが欠かせません。


注意点②時間

これまでお話ししたように、歩行器の使用は筋肉の発達を妨げたり、歩行器に頼った歩き方をしたりと、歩行の遅れにつながる可能性があります。加えて、歩行器を長時間使うことは、小さな赤ちゃんの身体には負担がかかります。
子どもの成長にマイナスにならないように、【1回に使う時間は20分まで、1日1〜2時間】を目安として長時間の使用は控えましょう。


注意点③見守り

事故のリスク対策のため、家事などで手が離せないときも決して目は離さず、大人の目が行き届くような状態で見守りながら使用しましょう。また、あちこち移動させたくないときには、歩行器のキャスターをロックし、目の届くところに歩行器を置いて使用することで、転倒や事故を防ぐことができます。歩行器の使用時に限らず、小さな子どもからは「目を離さない・見守る」ことで、誤飲や転倒、怪我のリスクも最小限に抑えられるでしょう。




歩行器を使うことが向いているケース

特に次のような場合は、「歩行器が役に立つ」ことが多いです。歩行器ユーザーのママパパからの意見も交えてご紹介していきます。

ワンオペ育児など、子どもを見守れる大人が少ない

パパがお仕事に行っている間など、普段ママ1人で家事をしている方におすすめ。ほんの数分でも両手が空けば、その間に必要な家事を済ませることができます。もちろん、目の届く場所で使用することが前提ですが、「子どもに構える大人がいない」ときにはとても役立ちます。また、車輪にストッパーがついているタイプの歩行器は、そのままテーブルとしておやつや食事の際に使うことも可能なタイプも!“歩行器に乗せることで、子どもが1人で落ち着いてご飯を食べてくれるようになって助かっている”という声も挙がっています。

兄弟の年齢が近い

例えば、上の子が「ブロック」や「ビーズ」、「パズル」など細かいおもちゃで遊んでいるときには、誤飲が心配なので下の子を歩行器に乗せるという方も多いようです。特に歳が近いと、まだまだ自分のことに集中しすぎて、赤ちゃんのリスクにまで目を向けることはできません。その点、誤飲のリスクを防げるという点ではとても安心です。
また、お兄ちゃんお姉ちゃんもまだまだママやパパに甘えたい時期。赤ちゃんを歩行器にのせている間に一緒に遊んであげたり、抱っこしてあげたりすることもできます。

歩き始めた時期が早い・後追いが激しい

どんなに言い聞かせても、お母さんの後追いをしてしまう赤ちゃんもいます。歩き始めた時期が早い・絶賛後追い中の場合、見ているときの対処はできるものの、トイレについてくるまで着いてくるので落ち着いて用を足せない…なんてことも。そんなとき歩行器があればとても便利です。

家が広い

家や部屋が狭いと、家具や壁にぶつかってしまい思わぬ危険につながることもあるでしょう。その点、家が広いと子どもが遊びやすいうえ、邪魔に感じることもほとんどありません。歩行器の購入前に、お部屋の広さと歩行器の大きさの兼ね合いを確認し、赤ちゃんが安全に遊べるかチェックしておくと安心ですね。




歩行器は買う・レンタルどっちがおすすめ?

ベビー用品は必要なものをすべて購入すると、かなりの金額になってしまうもの。一時期しか使わないというのもあり、購入すべきか迷われる方も多いのではないでしょうか。そんなとき便利なのがレンタルです。
自分たちで多くの歩行器から選ぶのは簡単ではありませんが、レンタルなら使い勝手がよく人気のある商品を選びやすく親御様の負担も減ります。加えて、必要な時だけ使用することができ、不要になったら家で保管しなくて済みますので、今後使う予定がない・できるだけ安く抑えたい、保管スペースに不安がある方は、レンタルの利用も選択肢に加えてみてもよいかと思います。
しかし、きちんと衛生管理されてはいるものの、使用感がある商品なら利用したくないと思うかもしれません。一度購入すれば次の赤ちゃんにも使えるので、今後のご予定、保管スペースの確保といった点を考慮しながら検討してみるとよいでしょう。


おもちゃ知育玩具のレンタル・サブスクAnd TOYBOX

歩行器の選び方

歩行器を選ぶ際には、次の3点を満たしたものを選ぶのがポイントです。どれも必須の機能で、何より子どもが安全に使えるよう必ずチェックしておきましょう。

転倒防止機能

目を離したときの事故を回避するためにも、「転倒防止機能」はマスト!歩行器にはほとんどタイヤに転倒防止ストッパーが付いており、ロックしていると動かないように工夫されています。その他、足元にマットが付いていて、歩いて動かせないようにできるタイプの歩行器もあります。こうした転倒防止機能があれば、赤ちゃんが安心して遊べますし、万が一赤ちゃんから離れるときも目の届く範囲で遊ばせられて安心です。

高さ調節

高さ調節機能付きの歩行器を選ぶのが安心です。赤ちゃんによって体の大きさも異なりますし、成長に合わせて調節できれば、身体への負担もなくなります。特に無段階調節タイプやレバーで簡単に高さ調節がきると、であれば細かく調節しやすいのでとても便利です。

折りたたみ

歩行器は折りたたみ式が基本的ですが中にはパーツを分解するなどの手間がかかるタイプもありますから、折りたたみが可能か、また方法は簡単かどうか(ワンタッチ式がおすすめ)確認しておきましょう。また、折りたたんだ際の大きさも商品によって異なるため、なるべくコンパクトに収納できるものを選ぶとよいでしょう。
そのほか、おもちゃ付きであれば1人遊びに適しているので、あるべき機能とあったらいいなの機能が搭載された安全で楽しい歩行器を選んであげれるとよいですね。




歩行器の代わりを使うなら

ここまで歩行器についてご紹介してきましたが、まだ歩行器だと決断できない方もいらっしゃると思います。そこで、ご紹介までにはなりますが、歩行器の代わりとしては以下のものが挙げられます。

手押し車

ジャンパー(ジャンパルー)

それぞれ詳しくみていきましょう。


歩行器の代わり➀手押し車

歩行器と同じように、手押し車を使うことで赤ちゃんの視線が高くなり、世界も広がります。自力で移動できることへの嬉しさ・達成感、いろんなものを見られる好奇心とともに行動範囲も広がります。
また、手押し車に掴まる際、立ったりしゃがんだりという運動をすることで下半身の筋力強化にもつながり、押して歩くことでバランス感覚が養われたり、体幹が鍛えられたりと、楽しく運動しながら体力アップできます。その点、歩行器と比べると足腰の発達を妨げる心配がない・股関節への負担がかからないなどのメリットもあります。
一方で、「騒音・安全性の問題もある」というのも事実。手押し車はフローリングの上などを走らせると予想以上に音がします。マンションなどにお住いの方は特に注意が必要です。また、歩行がしっかりしないうちは転倒の恐れがあるので、大人が必ず付き添ってあげましょう。


歩行器の代わり②ジャンパー(ジャンパルー)

そもそも「ジャンパー(ジャンパルー)」とは、赤ちゃんが床をキックすることで、ジャンプ遊びができるおもちゃのことです。歩行器や手押し車のように「移動できない」という点はあるものの、ジャンプをすることで脚力にプラスになるというメリットがあります。また、ジャンパルーには周りにいろんなおもちゃがついているのが多くあり、1人遊びにも夢中になってくれるでしょう。
デメリットのように感じる「移動できない」という点も裏を返せば、「安全に遊べる」ということでもあります。動きたい欲求を満たし、運動不足を解消しながら、ジャンプ遊びで足腰の発達ができるのはとっても嬉しいメリットです。




注意点を守って歩行器を使おう

「歩行器」は近年、デメリットの方がピックアップされ、そこに目が行きがちですが、上記でもお話ししたように、子どもにとっても大人にとっても「メリット」があります。使い方のポイントを守れば、子どもの成長に役に立ちますから、賢く利用したいものですね。
大人にとってのメリットとして挙げられたように、子どもが1人で遊んでいる間は家事を済ませられるなどその時間を有効活用できることが分かりました。同じように、大人が用事を済ます間の1人遊びには、おもちゃのサブスクもおすすめです。
おもちゃのサブスクをご検討の際は、当社の「And TOYBOX」もぜひご検討ください。サービスのご利用にあたり疑問点やご不明な点がございましたら、ホームページ上の「LINEでお問い合わせ」よりお気軽にお問い合わせください。

この記事の監修者

And TOYBOX おもちゃコラム 編集部 岩瀬裕紀

おもちゃレンタルサービスAnd TOYBOXを運営する株式会社みのり代表取締役。2017年に当サービスを立ち上げる。そのほかに雑貨やインテリアのオンラインショップAnd MONOと保険調剤薬局を運営する。

Related Post関連記事

Price Planおもちゃレンタルの月額料金

月額3,278(税込)

And TOYBOXは定額制の知育玩具レンタルサービスです。
スタンダードプランは毎月3,278円(税込)で約15,000円、4~6個のおもちゃを定期的に交換することができます。
往復の送料はもちろん無料です!

料金プラン